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最終更新:2012年2月27日(月) 4時39分

東海第二原発の廃炉を求めて集会

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 去年の大震災で被害を受け、現在、定期検査が続く日本原子力発電の東海第二原発周辺で、原発の廃炉を求めて市民グループなどが抗議集会を開きました。

 抗議集会に参加したのは、原発に反対する東海村の村議会議員や県内外の市民グループなど700人あまりです。

 東日本大震災で東海第二原発は、福島第一原発のような惨事には至らなかったものの、外部電源をすべて失い、かろうじて残った非常用発電機2台で3日後にようやく冷温停止しました。

 検査が終了する今年8月に向け、再稼働を目指す動きも出ていて、集会で参加者らは「運転開始から33年も経ち、首都圏に近く、危険」などとして廃炉を訴え、原発前の道路沿いを全員で取り囲みました。(26日21:10)

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