「歩合制」で未成年店員に飲酒させたか |
阪田淳容疑者(27) |
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大阪ミナミのガールズバーで店員の女子高生が酒を飲んだあと死亡した事件で、この店は店員が客に酒をおごってもらうと給料が増える「歩合制」をとっていたことが分かりました。
中央区東心斎橋のガールズバー「SORA」の経営者・阪田淳容疑者(27)は、18歳未満の女性4人を深夜に働かせた労働基準法違反などの疑いで逮捕されました。
警察のその後の調べで、この店では店員が客に酒をおごってもらうと給料が上がる「歩合制」をとっていたことが分かりました。
今月12日、この店の店員で接客で酒を飲んだ後死亡した女子高生(18)の死因は、急性アルコール中毒の可能性が高いとみられています。
警察は、阪田容疑者が歩合制の給料で未成年の女子高生らを雇い、客におごらせた酒を飲ませていたとみて調べています。
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2012/02/26 23:59
更新) |
漁船転覆 1人死亡 |
転覆した鳴漁丸(徳島県鳴門市) |
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26日朝、徳島県鳴門市の沖合いで漁船が転覆し、船長の男性1人が死亡しました。
午前7時ごろ、徳島県鳴門市の里浦漁港の約200メートル沖合いで漁船が転覆したと地元の漁業協同組合から第五管区海上保安本部に通報がありました。
転覆したのは刺し網漁船の鳴漁丸(1・6トン)で、船長の村健吉さん(62)が船の中から心配停止の状態で発見され、まもなく死亡が確認されました。
また、村さんと2人で船に乗っていた妻の明美さん(61)は、海に転落して顔や腰を打つけがをしましたが、他の船に救助されました。
明美さんの話では、漁船が波消し用のコンクリートブロックに衝突したということで、第五管区海上保安本部は事故の詳しい状況を調べています。
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2012/02/26 18:03
更新) |
特急「くろしお」新型車両 一般公開 |
京都・大阪と和歌山を結ぶJRの特急「くろしお」の新型車両が26日、大阪で一般公開されました。
これが特急「くろしお」の新型車両です。
側面には今までと同様、オーシャングリーンのラインが使われています。
中に入ってみると、座席に間仕切りがなく、足を伸ばしてゆったり座ることができます。
また、車内には子ども連れなどにも使いやすい多機能トイレのほか、多目的室も備えられています。
鉄道ファンらは座席の座り心地を確かめたり、車両を写真におさめたりしていました。
【男の子】
「かっこよくていいなと思いました」
【子ども連れの女性】
「(多機能トイレは)ベビー用のおむつ替えのところが結構ゆったりしていて、なかなか配慮されているなと」
新型車両は来月17日から新大阪と紀伊田辺・白浜の間を一日4往復します。
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2012/02/26 18:09
更新) |
「3・11キヲクのキロク」展 |
被災地を被災者が撮影 |
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東日本大震災からまもなく1年となるのを前に、被災地の風景を被災者が記録した写真展が大阪市内で開かれています。
地震発生直後の仙台市の様子を映した写真。
余震が続き、避難する最中に撮影されたものです。
この写真展では、東日本大震災の記憶と記録を後世に残そうと、仙台市のNPO法人が被災者に呼びかけ集めた1万8000枚の写真のうち、60枚が展示されています。
これは、建物に突き刺さった漁船をとらえた一枚。
目の当たりにしたふるさとの「非日常」が、映し出されています。
変わり果てた町で力強く咲く、たんぽぽの花。
ここに立ち並んでいた住宅のほとんどが、津波で流されました。
写真には当時のエピソードが添えられ、その瞬間にしか撮ることのできない現地の姿が生々しく残されています。
この「3・11キヲクのキロク」展は28日まで、大阪市東成区の「スペースふうら」で開かれています。
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2012/02/26 18:07
更新) |
災害時にてんかん患者が直面する問題は |
朗読劇で伝える(兵庫県宝塚市) |
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災害が起きた時、てんかんを患う人たちが直面する問題に理解を深めてもらおうと、兵庫県宝塚市で朗読劇が行われました。
この朗読劇は、阪神淡路大震災と東日本大震災での実話をもとにつくられています。
【劇中でのてんかんの男性患者】
「一回たりとも飲み忘れたことのない薬が、あと二日分しかない、どうしよう・・・」
主人公の男性は避難する際、自宅からてんかんの薬を持ち出すことができず、発作が再発してしまいます。また、避難所で発作を繰り返し、次第に孤立していきます。
【主催した「きよくん基金を募る会」林優子さん】
「発作があるとうなるので、東日本大震災では、それに対する周りの反応の冷たさを感じた。偏見をなくすためには、症状を正しく理解してもらわないといけない」
主催した団体は個人でも薬を備蓄しておくよう訴えました。
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2012/02/26 18:07
更新) |
かにまつり |
津居山港(兵庫県豊岡市) |
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カニのシーズンもいよいよ終盤、兵庫県豊岡市の津居山漁港では26日、「かにまつり」が開かれ、今年も多くの観光客が訪れました。
立ち食いの屋台コーナーではカニ汁や焼きガニなどが存分に味わえます。
客が参加した競り市も開かれ、カニや但馬牛などが次々に競り落とされていました。
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2012/02/26 18:04
更新) |
熊野川の川舟下り 再開に向け訓練 |
和歌山県新宮市 |
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和歌山県新宮市の熊野川で、台風の被害を受けて運航を休止していた川舟下りの再開に向けた訓練が行われています。
川舟下りは、語り部の話を聞きながら世界遺産の熊野川を楽しむ観光名物ですが、去年9月の台風12号で船頭1人が亡くなったほか営業所も流され、休業を余儀なくされています。
今も台風の爪痕が残る川で行われた訓練では、船頭が竹竿を使って台風で変わった川の深さや流れを確認していました。
訓練のあと慰霊塔の前で黙祷をして、今年4月の再開を報告していました。
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2012/02/26 12:55
更新) |