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2012年2月26日(日) 18:06 |
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海底トンネル事故、がれき撤去難航
水島コンビナートの海底トンネル事故の現場では、がれきの撤去などが難航し、行方不明の作業員2人は依然見つかっていません。
事故現場のたて穴では一部底が見えているものの、泥が舞い上がってダイバーの視界が確保できず、残りの土砂に埋まったがれきの撤去作業が難航しています。 このため、工事元請けの鹿島では視界をよくするため、27日からたて穴に真水を注入する準備を進めています。 一方、鹿島は、取り付け用のボルトが付いた状態で2つに割れて回収されていたことが新たに確認された、トンネル内の壁となる部品について、天井付近に取り付け途中か取り付け後に何らかの力が加わり、壊れた可能性もあるとみています。 捜査関係者によりますと、警察では、これまでに回収された部品などの分析から、掘削機より後ろの壁に崩落などのなんらかの異常があったのではないかとの見方を強めており、詳しく調べています。
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