経済成長が続くインドネシアの首都ジャカルタで26日、日本のポップカルチャーを紹介するイベントが、人気アイドルグループのAKB48も参加して開かれ、大勢の若者が詰め掛けました。
ジャカルタの大型ショッピングモールで開かれたこのイベントは、日本の文化庁の事業として行われたもので、特設のステージには日本からAKB48のメンバー10人が駆けつけました。
10人は、ステージ衣装を披露したほか、インドネシアの印象についての司会者からの質問に「食べ物がおいしいです」などと答えていました。
また、AKB48の姉妹グループとして去年ジャカルタに誕生したJKT48のメンバーも参加して、日本風のかわいらしさを重視したメークアップやヘアスタイルを紹介し、会場に詰めかけた大勢の若者が、盛んに声援を送っていました。
このほかマンガの描き方を紹介するコーナーが設けられるなど、日本のポップカルチャーが幅広く紹介されました。
インドネシアに駐在する鹿取克章大使は、「日本の魅力を発信して、日本への親近感が高まれば、経済分野を含め、幅広い効果が期待できる」と述べて、こうした文化的交流が日本製品の販売促進などにつながることへの期待を示しました。
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