【話題のＣＭ】ＡＫＢ“爆笑コント”の裏側…マリコ様が自分で変身！

★ＮＴＴぷらら営業本部コンシューマ営業部営業企画担当部長　湯淺貴司さん（３９）

　自宅のＴＶに光回線をつないで契約するだけでドラマや映画、スポーツからエンタメなど、８０チャンネル以上を放送する「ひかりＴＶ」が民放ＣＭとの相乗効果で視聴者契約数を増加させた。

　その立役者は「ひかりＴＶ」のＣＭに出演していたＡＫＢ４８のメンバー。彼女らが恥も外聞もかなぐり捨て、普段のかわいさはどこへやらの扮装（ふんそう）でコントを演じている。その番組が「ひかりＴＶ」のコンテンツの中にある。

　「まだＡＫＢ４８が炸裂（さくれつ）する前の一昨年１０月にＣＭ出演を依頼。ＯＫの返事をもらい、スタートしたころから徐々にＡＫＢ４８の人気が急上昇しました。ＣＭパターン４回目の昨年の夏ごろに、ＡＫＢ４８を使った独自の番組サービスを提供したいと申し出たら、『他ではやっていない新しいことをやりましょう』ということでご了解いただきました」

　コント番組をスタートしたのは昨年９月。「タイアップ方式で、ＡＫＢ４８劇場で撮った映像をオンデマンドで配信したり、ＡＫＢ４８のコンサートを３Ｄで提供していました。それが好評でコント番組を始めました」

　番組は驚きの連続だったという。「ふだんはキレイな衣装を身に着けてコンサートをする人たちが、こんな格好で、こんなことをしちゃうのか、みたいな…。とにかく新鮮で面白いんですよ」

　たとえば、篠田麻里子が加藤茶風の“ハゲチョビンスタイル”、峯岸みなみが“ひょっとこキャディー”で登場。指原莉乃は“エリマキトカゲ”に扮するなど、笑えるコントがいっぱいだ。

　「篠田さんは、化粧も自分で加藤茶風にパッパッパと作っちゃうくらい慣れている。それもすごいな、って（笑）」

　これらをＣＭで流すと、若者たちの注目が集まり、視聴者の数も増えた。

　今までにないＡＫＢ４８の変装スタイルは大きなインパクトを与え、ついには「ひかりＴＶ」の視聴トップ１０の常連番組にもなった。番組はスマートフォンやｉＰａｄでも視聴できる。

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