西宮市のNPO法人「ブレーンヒューマニティー」は3月25日、大阪市西成区の日雇い労働者の街・あいりん地区(釜ケ崎)で、高校生を対象としたワークショップを開催する。路上生活者の自立を支援している団体「釜ヶ崎炊き出しの会」(大阪市西成区)の協力で炊き出しを行ったり、町歩きをする。
このワークショップは03年に始まり、今年で10回目。路上生活者に対する偏見を取り除き、日本の社会問題について考えるのが目的。スタッフで関西学院大商学部1年の北口晴久さん(19)は、「普段行くことがない場所だと思うので、この機会にぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。
募集人数は約10人で、参加費は1450円。同NPOのホームページ(http://www.brainhumanity.or.jp)から申込書をダウンロードする。必要事項に記入し、保護者の署名・押印のうえ同NPOに郵送する。3月8日午後6時必着。同NPO(0798・63・4442)。【後藤豪】
〔阪神版〕
毎日新聞 2012年2月26日 地方版
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