現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事
2012年2月25日6時47分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

維新の会市議、口利き放題 職員が告発、橋下市長謝罪

関連トピックス

 大阪維新の会の大阪市議が市職員に対し、支持者の要望を聞くよう求める「口利き」をしている――。維新代表の橋下徹市長のもとに、市議を手厳しく批判する市職員の告発メールが届いていたことがわかった。橋下氏は議員の口利きや要望内容を市側がすべて記録・公開する方針を固めたばかり。市職員に謝罪のメールを早速送り、口利き記録化の徹底を再度表明した。

 「維新の議員からの接触が一番程度が低く、露骨」。市職員の市長宛てメールは、維新市議の態度を厳しく批判していた。「内容を言わずに呼びつけ、支持者を連れてきて我々をいきなり詰問する」「特に若い議員、社会人としてのマナーから再教育すべきだ」……。この市職員は橋下氏に対し、議員からの接触すべてを記録化すべきだと提案していた。

 橋下氏は23日、「申し訳ありません。代表として維新の会に伝えます」と返信した。維新市議団の坂井良和団長は24日午後、急きょ全市議を集めて「議員は行政とのつなぎ役だが、目的や手段を間違ってはいけない」と注意。事実関係の調査や、所属議員33人のうち20人を占める1期目議員の教育を強化すると決めた。

購読されている方は、続きをご覧いただけます

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

世界的なベストセラーの著者は、なぜ旧日本軍の残虐行為に強い関心を持ったのか?

首都直下への危機感が浸食する東京。18タイプあるという「恐怖シナリオ」を直視せずに対策はとれない。

日本復帰から40年。公共事業や米軍基地に依存した経済と言われてきた実態は変わりつつある。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介