サッカー:南泰煕「目標は五輪でのメダル」

五輪代表に急きょ招集、オマーン戦で先制点

フランスを経てカタール・リーグで活躍中

 ロンドン五輪出場を目指すサッカー23歳以下(U23)韓国代表は23日(韓国時間)、アジア最終予選の5試合目にオマーンとアウェーで対戦し、3-0で勝利を飾った。この試合で韓国は開始15秒に南泰煕(ナム・テヒ)=レクウィヤ=が先制ゴールを決めたが、分単位の公式記録では開始1分と記載された。このゴールで主導権を握った韓国は、後半23分に金賢聖(キム・ヒョンソン)=ソウル=、27分には白星東(ペク・ソンドン)=ジュビロ磐田=がゴールを決めた。この試合の勝利により、韓国は来月14日に予定されているカタールとの最終戦の結果に関係なく、7大会連続の五輪出場を決めた。

 突然の先制点は身長186センチと長身の金賢聖と南泰煕の集中力で生み出されたものだった。キックオフを告げる笛が鳴った直後、一度後ろに送られたボールを洪正好(ホン・ジョンホ)=済州=が長いパスで一気に前方に出し、それを金賢聖がヘディングでペナルティエリアの内側に落とした。

 突然の攻撃に慌てたオマーンの守備陣はクリアができず、ボールは南泰煕のいる方向に向かった。南泰煕はこれを左足でオマーンのゴールに蹴り込んだ。南泰煕は「どうやってゴールを決めたのか覚えていない。監督が試合開始直後の5分間が重要と強調していたので、キックオフからすぐに前に出ようと思っていた。それがゴールにつながったようだ」とコメントした。

 13歳の時から年齢別の代表チームに選ばれていた南泰煕は「サッカーの国費奨学生」として2007年にサッカー協会の支援を受け、チ・ドンウォンや白星東らと共に英国に留学した。ほかのメンバーは現地チームの目にとまることはなく、2年以内に全員が韓国に帰国したが、南泰煕だけは残ることができた。身長174センチ・体重73キロと体格はさほど大きくはないが、優れた個人技と一瞬の突破力は、同じ世代の選手たちの中では際立っていた。

 南泰煕は2009年にフランス1部リーグのバランシエンヌFCと契約し、韓国人選手としては最年少(18歳)で欧州進出の夢を果した。しかし、守備に力を入れるバランシエンヌとはプレーのスタイルが合わなかった。俊足を生かした突破や決定力に優れた南泰煕は、主にリザーブとして37試合に出場したが、ゴールは1回も記録できなかった。

孫章薫(ソン・ジャンフン)記者
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