「メイドinジャパン」志向の強いアジア都市、1位に「台北」
オリコン 2月25日(土)10時0分配信
|
拡大写真 |
博報堂『Global HABIT』より |
同調査は、2011年実施の生活者調査『Global HABIT(グローバルハビット)』のデータをもとに行われたもので、日本製の商品を求める傾向がもっとも高かった都市に、台湾の「台北」(198ポイント)が輝いた。以下は、「ソウル」(158ポイント)、「香港」(151ポイント)、「シンガポール」(131ポイント)と続いた。
製品別の「メイドinジャパン」志向指数においても、「自家用車」部門で「台北」が1位に。しかし、「日本から連想するモノ・サービス・エンタテインメント」として「自家用車」を選んだ割合が高かった都市をみると、「クアラルンプール」(77.2%)や「ジャカルタ」(58.2%)が上位を占め、総合指数でトップの「台北」は全都市の中で最低ランクとなった。このことから、「台北」では、日本車が消費者からの信頼を獲得しているうえ、同国内ですでにブランドイメージが浸透しきっていることがうかがえる。
住商アビーム自動車総合研究所の本條聡さんは、「日本車のブランドイメージが高い国では消費者の評価も高い。背景には日本の自動車メーカーがアジア諸国に力を入れていることがある」と分析。同調査は、この結果が「日本企業がグローバル企業と戦っていくためのヒントを与えるもの」とした上で、「『メイドinジャパン』という付加価値がすでに認められている都市では、このアドバンテージを守りながら最大限に活用していくべき」としている。今後も日本車のブランドイメージが浸透した地域で高い指数を維持するためには、企業側もこれまで以上に努力が必要なのかもしれない。
同調査は15〜59歳の男女計11,908人に各都市で面接を実施して集計。
(根岸達朗/プレスラボ)
【関連記事】
自動車保険ランキング
車買取ランキング
企業と大学の共同出願件数ランキング、1位はトヨタ自動車 (12年02月16日)
スズキ、低燃費軽乗用車『MRワゴン エコ』を発売 (12年02月14日)
ホンダ、HV車の世界累計販売台数80万台超え (12年01月20日)
最終更新:2月25日(土)10時0分
この話題に関するブログ 1件
関連トピックス
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- なぜ、大阪に1号店? 北欧100円ショップ、日本上陸の内幕写真(産経新聞) 2月25日(土)12時50分
- 預金4千万円あって生活保護…風俗店経営の男(読売新聞) 2月23日(木)17時23分
- 18歳・女子高生はなぜガールズバーで死んだのか写真(産経新聞) 2月25日(土)12時14分
- (朝鮮日報日本語版) 「アイドルの人格教育に最善を」 政府が芸能事務所に要請(朝鮮日報日本語版) 2月24日(金)10時54分
コメント機能の投稿方法と投稿者名の変更に関するお知らせ(2月16日)