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【プロ野球】侍の4番もいただき! 日本ハム・中田が130メートル場外弾2012年2月26日 紙面から
雨に煙る名護の空を、日本ハムの4番・中田の驚弾が切り裂いた。3回無死で迎えた第2打席でオープン戦第1号をぶちかました。楽天・塩見のコントロールミスを見逃さなかった。真ん中へ入ってきた直球をフルスイング。打球は左翼スタンドを飛び越え、球場外にある防球ネットを直撃。名護湾に届きそうな推定130メートル場外弾で栗山監督にオープン戦初白星をプレゼントした。 「しっかりとしたスイングができたので、あそこまで飛んでいった」と中田は淡々。入団直後なら、やんちゃな語録が出そうな特大弾。しかし、今は「打てたことはうれしいけど、課題も見つかった」と、はしゃぐことはなかった。試合前には、3月10日に台湾代表と東京ドームで対戦する侍ジャパンのユニホームの贈呈式があり袖を通した。日の丸を見て気持ちも奮い立った。「心の底からやってやろうという気持ちになった」 これまでのように4番であることを意識せず、打席で自分のスイングだけに集中した。「自分に変なプレッシャーをかけるのはしょうもない。自分らしいスイングをすれば、結果はついてくる」。これこそプロでの最大の成長。結果を出せば侍の4番の座も自然についてくる。頼もしい不動の主軸に栗山監督も「うまく変化球を捉えたよね」と目を細めるばかりだった。 (川越亮太) PR情報
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