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柏崎刈羽原発で白煙 “外部影響なし”

2月26日 3時51分

新潟県にある定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所5号機で、25日夜遅く、熱交換器建屋の中の装置から白い煙が出ているのが見つかり、東京電力は詳しい原因を調べています。
東京電力によりますと、外部に放射性物質が漏れるなどの影響はなかったということです。

25日午後11時半すぎ、柏崎刈羽原発5号機の原子炉建屋などに送る水を海水で冷やす熱交換器が入っている建屋で、異常があったことを示す警報装置が作動しました。
東京電力で調べたところ、建屋の地下2階で配管の腐食を防ぐために鉄イオンを注入するポンプの軸受けから白い煙が出ているのが見つかったということです。
煙は、ポンプを止めると収まりましたが、消防によりますと火が出た形跡はないということで、東京電力は詳しい原因を調べています。
東京電力によりますと、5号機は定期検査中で原子炉の運転は止まっていて、外部に放射性物質が漏れるなどの影響はなかったということです。