【ワシントン=御調昌邦】米通商代表部(USTR)のカーク代表は24日、一部記者団に対して、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加問題に関連し、米国のパブリックコメント(意見公募)の結果は「圧倒的な数は前向きだったが、一部、非常に困難な問題が提示された」との認識を示した。そのうえで今月7日から始まった2国間協議を今後も続ける方針を示した。
日本の外務省はUSTRの意見公募で「日本の交渉参加に賛成する意見が9割に上った」としているが、USTRも近い認識を持っているもようだ。しかし米自動車業界などは日本の交渉参加に強く反対しており、今後の日米協議で焦点になるとみられている。
カーク代表は、最近の日米間のTPPに関する協議については「進展が出ている」と述べた。ただ今後、どれくらいの協議が必要になるかなどは明言しなかった。
USTR、TPP
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