【福岡】福岡市救急隊員が車窃盗の疑い、飲酒運転も

02/25 20:46 更新

25日未明、久留米市で車を盗んだとして、福岡市消防局の救急隊員の男が、窃盗の疑いで緊急逮捕されました。男は盗んだ車を飲酒運転した疑いももたれています。警察によりますと逮捕された、福岡市消防局中央消防署の救急隊員、藤健二郎容疑者(21)は、25日午前1時半ごろ、久留米市の飲食店駐車場で車を盗んだ疑いがもたれています。調べに対し「福岡市で酒を飲んだ後、電車で帰ろうとして、久留米の駅まで寝過ごしてしまった。カギのついた車を見つけたので、盗んで帰ろうと思った」などと容疑を認めています。藤容疑者の吐いた息からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、警察は飲酒運転の疑いでも調べています。この事件を受けて福岡市の高島宗一郎市長は、25日午後3時から会見を開き「福岡市役所を代表して、市民の皆様に深くお詫びを申し上げます」と謝罪しました。福岡県では罰則を盛り込んだ「飲酒運転撲滅条例」が22日に成立したばかりでした。また福岡市では飲酒運転事故の犠牲になった幼い3人の兄妹の月命日である25日に各職場で飲酒運転撲滅の取り組みを行っていて、中央消防署でも事件前日の24日、に訓示があったということです。