青山学区在住 2児の母
<陳情要旨>
草津市笠山の「医療観察病棟」建設計画の中止について
<陳情の趣旨および理由>
1. 上記施設建設計画を、昨年9月11日に、青山学区地域住民説明会で初めて知りました。病院事業庁の職員による「この建設は、住民の皆さんに同意をしていただくとか、理解をして頂くということではない。また、反対して頂いたから施設の建設を止めるということはない。」という初回の説明会以来、住民側と県側の理解は深まらないまま、その間3500名の建設反対署名を提出し、現在もなお500名以上の反対署名が集まっている状況です。それにもかかわらず、今年1月31日に行われた定例記者会見の中で、嘉田知事は「おおかたの理解は得られた」として建設着工を表明されました。約4000名の地域住民の反対署名をどう捉えて、「おおかたの理解を得られた」と考えられたのか、その根拠を説明して頂きたく陳情申し上げます。
2. 1月31日の定例記者会見の中で、「近隣住民へは、内容、回数とも誠意をもって説明した」と発言しておられますが、住民への説明会が一番多く開かれた青山学区でさえも4回です。瀬田の4学区(瀬田、瀬田東、瀬田北、瀬田南)に至っては自治連合会長の8名にしか説明が行われていません。また、南笠東学区、玉川学区は隣接する立命館大学の下宿生が大勢住む賃貸マンションが点在する地域でもあります。自治会長へは説明されたようですが、学生へは説明が行われたのでしょうか。一部の限られた人にしか説明されていない状況で、「内容、回数とも誠意をもって説明した」とは言えないのではないでしょうか。どのあたりが誠意をもってなのか説明して頂きたい。言われる根拠を説明してください。
3. 前述の状況の中で、地域住民の約4000名の建設反対署名を無視し、性急に建設を急ぐ理由を説明してください。