死刑:2011年は執行されず 19年ぶりに

2011年12月28日 21時41分

 今年は1年を通じて死刑が執行されず、19年ぶりの「未執行年」となった。法務省の統計では今年は今月27日時点で21人の死刑が新たに確定。確定死刑囚の数は129人と、戦後最多を更新することになった。

 最高裁や毎日新聞の集計によると、全国の裁判所で今年死刑を言い渡された被告は34人。1審10人、2審2人、上告審22人だった。法務省によると、21人の死刑が確定する一方、3人が獄死。昨年末段階の確定死刑囚は111人で戦後最多だったが、今年1年間でさらに18人増となった。

 死刑執行は92年の未執行年を最後に毎年続き、昨年7月には千葉景子元法相が民主党政権で初めて2人の死刑執行を命令。同8月には、報道陣に初めて刑場を公開した。

 後任は柳田稔、仙谷由人(兼任)、江田五月の各氏が継いだが、在任期間が短かったり、死刑執行に慎重な姿勢をみせるなどして、いずれも執行せずに退任。今年9月、現職の平岡秀夫法相が就任したが、年末までに執行しなかった。

 刑事収容施設法は、12月29日~1月3日は死刑を執行しないと定めており、28日で年内未執行が確定した。【石川淳一、伊藤一郎】

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