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【富山】「あみたん娘」 彩り 初披露 アニメーター松原さん原画展
高岡市美術館地域活性化ひと役 6体“等身大”パネル高岡市出身の人気アニメーター松原秀典さんの原画展が二十四日、市美術館(中川)で始まった。三月四日まで。この日は松原さんも出席し、市の依頼でデザインした市観光大使キャラクター「あみたん娘(むすめ)」の彩色を施した完成版パネルを初披露した。 (石川尚里) 会場には、松原さんが作画監督などとしてかかわった代表作「サクラ大戦」「エヴァンゲリヲン新劇場版」など、六作品のキャラクターデザイン画やポスターなど計四百五十点を展示。若者に人気の高いアニメを手掛けたゆかりの作家の凱旋(がいせん)に合わせ、初日から幅広い年代の観覧者が詰めかけ、作品に見入った。 初公開となった観光大使キャラクターの完成版は、これまでに公開された鉛筆描きのラフスケッチに色を付けた。高岡大仏の化身で男児のようにも見える「あみたん」と小学生女児の「せしる」「かのん」、それぞれの成長した姿を総称して「あみたん娘」と呼ぶ。この六体が“等身大”パネルで登場した。
松原さんは会場で作品解説とサイン会をした。あいさつで、あみたん娘に触れ「皆さんの頭の中で遊んでほしい、と思って描いた。これからどう使われるか楽しみ。皆さんで育ててください」と、地域活性化にひと役買うことを期待した。 夫や六カ月の次男と一緒に訪れた市内の主婦(27)は「原画を見て感動した。あみたん娘は“萌(も)えキャラ”すぎなくて、大人にも高校生にも、うけると思う」と気に入った様子。松原さんが高岡工芸高校に通った当時のアルバイト先の夫婦も訪れ「苦労しただろうけど、市のキャラクターを描くまでに成功され、うれしい」と話した。 松原さんによる作品解説とサイン会は二十五日と二十六日にも、ともに午後一時半から市美術館である。観覧料五百円、中学生以下無料。問い合わせは市美術館=電0766(20)1177=へ。 PR情報
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