国内で運転している原子力発電所2基のうちの1基、泊原発3号機について、北海道電力が、定期検査のために運転を停止させる時期を、当初予定していた4月下旬から5月上旬に先延ばしすることを検討していることが分かりました。
東京電力福島第一原発の事故の影響で、全国の原発54基のうち52基が運転を停止していて、運転を続けているのは泊原発3号機と新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原発6号機の2基のみとなっています。
この泊原発3号機について、北海道電力は、定期検査のために停止する時期をこれまで4月下旬としていましたが、日程を調整し、5月上旬に先延ばしすることを検討していることが分かりました。
原発は営業運転を開始してから13か月以内に定期検査を行うことが法律で義務づけられていて、北海道電力は、今後、ほかの火力発電所などの運転時期も踏まえ、定期検査に入る日を正式に決めることにしています。
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