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小中学生 復興相に防災公園を要望

2月25日 19時28分

小中学生 復興相に防災公園を要望
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東日本大震災で被害を受けた宮城県と岩手県の小中学生が復興庁を訪れ、平野復興大臣に、震災の記憶を風化させないために、防災機能を備えた公園を整備するよう要望しました。

復興庁を訪れたのは、岩手県陸前高田市と山田町、宮城県石巻市の小中学生6人です。
6人は、被災地の支援を行っているNGOとともに、子どもの声を復興に反映させようと勉強を重ねてきました。
そして、震災の記憶を風化させないために、防災機能を備えた国立の公園を整備することなどを盛り込んだ意見書を平野復興大臣に手渡しました。
このあと、小中学生は「学校に仮設住宅が建ち、授業で校庭を広く使えなくなった。しかたがないが、大人だけで決めず子どもにも説明してほしい」と訴えました。
これに対し平野大臣は「グサッときた。今後はちゃんと説明するよう約束する」と答えていました。
また平野大臣は、がれきの処理が遅いのではないかと質問されたのに対し、「がれきの受け入れに慎重な自治体が多く、なかなか進んでいないのが現状だ。しかし政治家は結果を出さないとダメなので、お叱りを受けたと思って頑張っていきたい」と応じました。