北海道電力が泊原子力発電所3号機の定期検査に入る時期を、5月上旬へ延ばす検討に入った。これまで4月下旬を予定していたが、電力需給の状況を踏まえ稼働日数を延ばす。国との協議を経て、近く決定する。
国内にある原発54基中、稼働しているのは東京電力柏崎刈羽6号機と泊3号機のみ。柏崎刈羽6号機は3月26日に定期検査入りする予定だ。再稼働する原発がなければ、泊3号機が定期検査に入る5月上旬で、国内すべての原発が停止する。
泊3号機は昨年3月7日に調整運転を始め、同年8月に営業運転に移行。泊原発は1~3号機からなるが、1~2号機は定期検査しており、3号機だけが稼働している。
原発は営業運転開始から13カ月以内に定期検査を実施することが義務付けられている。泊3号機はウラン燃料の使用状況から今春に原子炉を停止させる必要があったという。北海道電は「春の電力需給状況を踏まえ、様々なケースを想定している」としている。
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