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興毅キック転向!?元K―1王者ホースト氏が臨時コーチ

スポーツ報知 2月25日(土)8時2分配信

興毅キック転向!?元K―1王者ホースト氏が臨時コーチ
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元K―1ファイターのホースト氏(右)にコーチしてもらった亀田
 プロボクシングWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(25)=亀田=がキックボクサーに転向!? 4度目の防衛戦(4月4日・横浜)に向け24日、都内の亀田ジムで来日中の元K―1王者アーネスト・ホースト氏(46)=オランダ=を“臨時コーチ”に招いた。

 ホースト氏の助言を受けた興毅は、ジムスタッフ相手に見慣れないローキックを連発した。「キックもパンチも腰を使うのは同じや」。鋭い腰のひねりがパンチ力強化につながると考え、今年からキック練習を取り入れてきた。関係者を通じて紹介してもらい、ホースト氏の指導を仰ぐことになった。

 パワーと抜群のセンスを誇るキックを武器に、かつてK―1で4度頂点に立った「ミスター・パーフェクト」と約1時間半、真剣に練習。蹴る瞬間の踏み込みでは「キックだと相手から遠い所から飛び込める。パンチに生かしたい」と手応えを得た。接近戦時の距離感を養うことにも役立てる。

 興毅は中学時代にボクシングと空手を並行して学んでいた。ホースト氏は「コウキはのみこみが早く、キックも正確」と評価し、V4戦へ「パンチがダメならキックをすればいい」と冗談交じりのエールを送った。

 興毅は「ボクシングだけやなく、いろんなスポーツをするのはええ」と満足げ。下半身強化徹底で周囲も納得する試合をみせる。

 ◆アーネスト・ホースト 「ミスターパーフェクト」の異名を持ち、K―1草創期から人気を誇った。身長195センチの長身ながら左右のローキックを得意とし、K―1グランプリで97、99年、K―1ワールドグランプリでは00、02年と最多タイの4度の優勝を誇る。戦績は98勝(61KO)18敗1分け。現在は母国で後進の指導に当たり、5月20日に名古屋で自らが主宰するキックボクシング大会「ホーストカップ」を行う計画がある。

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最終更新:2月25日(土)15時2分

スポーツ報知

 

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