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2012年2月24日(金) 19:14 |
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テクノスーパーライナーが解体へ
三井造船が、東日本大震災の被災地支援にも貢献した大型貨客船「テクノスーパーライナー」を、来月末までに解体を前提にして売却処分する方針を決めました。
「テクノスーパーライナー」は最大740人を収容することができる全長140m、幅30mの大型貨客船です。 三井造船が2005年に約115億円をかけ建造しましたが、発注元が燃料費の高騰などを理由にひきとらなかったため、一度も客を乗せることなく玉野事業所に係留していました。 三井造船によりますと、新たな買い手が見つからなったということで、来月末までに、解体を前提にして国内の業者に売却する方針です。 テクノスーパーライナーは去年5月、東日本大震災の被災地・宮城県の石巻港に停泊し、被災者の宿泊やシャワー・食事の世話など支援船としても活躍しました。
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