'12/2/25
市議会喫煙所で予算修正案も
広島市議会は24日、議会改革推進会議を開いた。議会棟喫煙所の廃止を広島県医師会などが求めたのを受け、委員から「再考すべきだ」との意見が上がった。一部会派から2012年度当初予算案から喫煙所の改修費140万円を削除する修正案を提出する動きも出ている。
会合では、渡辺好造氏(公明党・南区)が「医師会や市民の声を真剣に受け止めるべきだ」と主張。代表の谷口修氏(保守ク・安佐南区)は「既に改修は決まったこと。もう一度議論するのはこらえてほしい」と述べ、取り合わなかった。
喫煙所問題は今後、当初予算案を審査する3月12、13日の予算特別委員会(総務関係)に議論の場が移る。議会棟の全面禁煙を訴える会派からは「予算案で決着をつけたい」との声が出ており、修正予算案が出る公算が大きくなっている。