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【芸能・社会】一番にこだわり紅白出たい 安田奈央2012年2月25日 紙面から
昨年7月にメジャーデビューした期待の新人歌手・安田奈央(やすた・なお=23)のセカンドシングル「真夜中のひだまり」が29日に発売される。同曲は今月8日に着うた配信がスタートし、週間ランキングで11位を獲得。全国のFM50局でもパワープレーされており、俳優向井理(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ハングリー!」(火曜午後10時)の挿入歌としても注目を浴びている。歌声を一人でも多くの人に伝えたいという“ハングリー精神”で大ブレークのきっかけをつかもうとしている安田に今後の目標などを語ってもらった。 「最初に話を聞いたときは(興奮で)跳び上がりましたね。歌を通して聴く人に何かを伝えられる喜びと、人とのつながりが増えることが何よりもうれしいです」 超大型タイアップのきっかけは、昨年8月に都内の教会で開かれた関係者向けのデビューライブだった。冒頭は照明をすべて落とした暗闇の中、安田がマイクを一切使わず、自身が作詞した楽曲「Voice in the dark」をアカペラで歌いながら歩き、最後にろうそくをともすという演出だった。 出席した「ハングリー!」の関西テレビのプロデューサーは「鳥肌が立ちました」と絶賛。視覚に頼らずに全身に染み込んでいったその透き通った歌声にほれ込んだ。 歌うことが大好きで、小学校4年生から金沢市のアクターズスクールに通い始めた。高校卒業後に上京し、20歳のとき友人の勧めで人生初のオーディションを受けた。順調に最終選考まで勝ち進んだが、何と安田は棄権してしまったのだった。 「10代のころは、他人の目が怖くて、自分の気持ちを言葉に出して表現できなかったんです。だから歌に対しても一生懸命向き合ってないと思ったら、歌っちゃいけない気分になったんです」 だが、その直後に抜け殻のようになり、本当の自分が見つかった。 「『自分から歌を取ったら何も残らないじゃん』って。歌の存在に気付いて歌手になろうという覚悟を決めた瞬間でした」 新曲「真夜中のひだまり」の歌詞は、10代のころの甘酸っぱい実体験に基づき、好きという気持ちを伝えられなかった相手のことを頭にイメージしながら作詞したという。 この“勝負曲”がヒットすれば、アーティストとしてのさらなる可能性が広がる。 「一番になることにこだわりたい。もちろん、音楽チャート1位もそうですが、聴く人の中で一番のアーティストになることも大事。紅白歌合戦も小さいころから見ていたので、出たいなというのが明確な目標です」 (江川悠) ●安田奈央(やすた・なお) 1988(昭和63)年6月20日生まれ、石川県出身。10年、ファッションイベント「GIRLS AWARD」で行われた「DAM★ともオーディション」で、2000人のファイナリストの中から1位となり、昨年7月にシングル「つぼみ」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。8月に、R&B歌手KGのシングル「君じゃなきゃ」にフィーチャリング参加して注目を浴びた。 PR情報
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