2010年06月29日

ミンサガ語り〜1週目ジャミル〜

〜あれから3年後〜

私はガチニートに成長していた。

ふとある日思い出したんだ。ミンサガのことを。

3年前は会社勤めだったけど、今この大切な何も無い生活をミンサガに使わなくてどうするよ?
というわけで、3年前の柏木部長のデータを上書きし、
再度ジャミル主人公で挑戦することにしたのです。

〜1週目 ジャミル〜

今度は詰みたくないと思って、ちゃんと人の話を聞くということを徹底してみたよ。
光るチンコ少年のイラつく説教も謙虚な態度で聞いた。
クラス・スキルの関係、HPとLPとBPとEPという存在とか、
このゲームの基本的な知識を頭に叩き込んでプレイ。

ある意味これが初プレイ状態で、
各種イベントやストーリーが面白くてしょうがない!
ブサイクなグラフィックにも慣れて、いつの間にやらキャラクターも大好きになっていた。

3年前と1点違うのは、両親の監視のもとでゲームをやっているという状況だ。
親的には部屋に篭ってインターネットをされるよりも
目に映る場所でゲームをやってるほうが安心するらしい。

だからゲームをやっていると常に両親から突っ込みが入るのだ。
ピュアなカーチャンは、綺麗なグラフィックと戦闘画面に惚れ惚れしている様子。
親父は、
「南エスタミルwwww なんかどっかでありそうな地名www」だの
「これって世界遺産の○○をパクっとるね」だの
夢をぶち壊しにする発言が目立つ。
イトケンの音楽に対しても「80年代フュージョンぽいな」だの。
それにはかなり同意で、「だよねこの人絶対そのへんに影響受けてるよね」と私も同調した。

カーチャンは戦闘を見るのが好きなようで、
「ジャミル強いけど、ホーク弱いね」とか、
ざっくりした感想をのべてくるので、
私も調子にのって解説してあげたりする。

私「HP LP BP って書いてあるじゃん。」
母「うん。」
私「HPはパワーよ。んで、HPがゼロになると、LPが一個減るの」
父「Lはライフの略か」
私「そうそうライフポイント。そんでね、このBPって所が重要なのよ。
  BP 13/23 + 4  ってなってるでしょ。
  これはターンってのがあって、うんたらかんたら」
母「ポカーン」
父「○○だな。」(←なんか専門用語を言った記憶があるけど、覚えてない。とりあえず親父は理解が早かった)
母「じゃあ、数学とか出来る人じゃないと難しいねえ」(←天然)


そんな環境の中、1週目は3年前と違ってイベント盛りだくさんで、
けっこう本気で感動した。
特に神々の関係と、運命論的な世界観がたまらんかった。
最終試練で詩人が出てきて実はエロール神でしたってオチがたまらんく好き。
詩人=神 ってのは元々知ってたけど、ちゃんとプレイするとグッと来るものがある。
神々の戦いに巻き込まれて、エロールに人間が道具にされている的な、
でもエロールは世界を愛してる的な、なんかそんなもうアレよロマンシング!

世界観をよくあらわしてると思う公式PV


ほんで、出しました!!!乱れ雪月花ぁぁぁぁ!!!
グレイにカタナ持たせて頑張っていたら、どっかの雑魚戦で出ました。
しかしマジで一瞬すぎて何がなんだか分からなかった。
この技は動画とかで上がってるやつ見たほうがいいなって思った。
実際そんな強いわけでもないし、完全にロマンシング技だからね・・・

で、初めてサルーイン戦を体験したわけですよ。
サルーイン戦ってだけでも感動したけど、倒した時はもっと感動した。
エンディングはちょこっと泣いた。
1週目だからか、思い入れが強すぎて、
今まで関わったイベントがスタッフロールで出てくるところでちょこっと泣いた。
1週目は40時間ぐらいでクリアしました。


1週目終わり。
次回予告:
グレイの古刀イベントと親父とのガチバトルでPS2が壊れて小指が折れる
posted by EMI at 21:30| Comment(16) | TrackBack(0) | 日記

2010年06月24日

ミンサガ語り

ロマンシングサガ・ミンストレルソングというゲームにハマっています。
ちょっともうたまらんので存分に語らせてくれ。
現実とはあんまり関係ないけどさ。

minsaga_01.jpg


元々3年ほど前に、ジャケ買いしたこの作品。
ジャケットかっこいいやん。
ロマサガシリーズはなんとなく知ってる程度で、
でも難しいのでクリアしたことはなかった。
そんな中、ロマサガってことと、ジャケットがカッコイイって理由だけで買ってみたゲーム。





プレイしてみたらまずオープニングが山崎まさよし。
オラおどれえたよ。
そんで、なんかすごい良さげな雰囲気をかもし出しまくってる。
一瞬で好きになってしまった。


minsaga_03.jpgそんで、次にキャラクター選択画面。
粒ぞろいのブサイク達。
こんなかで選ぶんだったらコイツしか居ないだろ、って感じで
ジャミルを選択。
名前は「かしわぎぶちょう」にした。
(柏木部長は、昔好きだった勤め先の会社の人。)




ネットでスーパープレイ系の動画とかを見るのが好きで、
ミンサガに関してもにわか知識はあったので
「乱れ雪月花出したい(*´∀`)」
「サルーインかっこいい!(*´∀`)」
「殺してでも奪い取りたい(*´∀`)」

とロマンシングを求めてワクワクしながらゲーム開始。


開始直後、何をしたらいいのかさっぱり分からない。
柏木部長(ジャミル)がなんか相棒と泥棒している。
んで、なんか町に放り出された。
RPGだから武器防具を買おうかなと思ってもお金がぜんぜん無い。
ウロウロしていたら町の下水道的な所に迷い込んだ。
敵が出てきた。
いきなり全滅した。
意味が分からない。

再度開始して、町の中をウロウロしていたら
今度は乞食のガキに金を取られた。
さらにはカツアゲに喧嘩を売られた。
それはかろうじて勝利したものの、敵に買ったのに、お金がほとんどもらえない。

はっきり言って、リアルの人生よりも厳しいゲームなのだ。
だってさ、リアルで日雇いのバイトとかしたら数千円ぐらいはどうにか手に入るでしょ。
これ、モンスター倒しても、10円とかだもん。
体力減って、武器も壊れても、宿に泊まるお金も貯まらないんだよ。

しかも、これからどうしたらいいのか誰も教えてくれない。
決まったストーリーが無いのだ。

そうだ、町の人にいっぱい話しかけよう、と思い立ち、
寄ってくる乞食やヤンキーにボコられながらそれでも涙目で町を放浪していたら、
なんかチンコが光っている子供が上から目線でこういう風なことを言った。

minsaga_02.jpg「人から頼みごとをされて、それを解決するとストーリーが進むよ。
 でも弱い人は頼りないって思われるから、まずは強くならないとね(ワラ」


無茶苦茶言いやがる。
もう戦う体力も残ってないのに。

それでも、それを聞き、とにかく敵と戦って強くならないといけない事が分かった。


それから、がむしゃらに戦ったさ。
何度全滅したか分からない。
それでもとにかく戦ったさ。

途中、イベントらしきものがあったような気はする。
でも、そもそもストーリーが分からないので本当にこれでいいのか分からない。
とにかく、チンコが光ってるガキの言う通り、いっしょうけんめい戦った。
ある時はジャングルで、ある時は地獄のような迷路みたいなダンジョンで、
何度も何度も詰みかけながら、それでも戦った。

ある時気がついた。
敵が異常に強くなっている。

自分も強くなってはいるが、敵も尋常じゃないぐらい強くなっている。

なんて酷いゲームだ!
頑張って強くなっても、その分敵も強くなるなんて、イジメとしか思えない。

これって無限ループじゃね?どこまで行けばいいの?と思いながらも、
それでも光るチンコ少年の言葉だけを信じて、戦い続けた。

そんなとある日、柏木部長(ジャミル)が戦闘中にこう言った。


「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」



あれ?


サルーインって、ラスボスだよね?(ネットで得た知識)


唐突になんでそんな話になるの?
今まで「サルーイン」って話題のイベントなんか出たこともないのに。

要するに、戦いすぎて、もう最終段階まで来てしまったのだ。
ロクなイベントを経験することもなく。

そもそも、雑魚戦がすでに大変なことになっている。
さながら第二次世界大戦みたいな。
連携やら陣やらが発動しまくり、ド派手なエフェクトでテレビが壊れんばかりの勢い。

どこに行っても、死闘。
どこへ行けばいいのかもわからず、それでもあっちこっちウロついて、
どこへ行っても雑魚と大戦争。

「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」
「いい加減サルーインをしめねえと、敵がどんどん強くなるぜ」


柏木部長(ジャミル)はそう言い続ける。うざい。


私は投げ出した。

憧れの乱れ雪月花とも、サルーインとも出会うことなく。

それが3年前の、ミンサガとのファーストコンタクトだった。つづく。



posted by EMI at 16:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2010年06月14日

近況

ブログ更新できずすみません。
最近は、劇的にテンションがガタ落ちしてしまって
ブログやらなんやら書く気力も無い日々が続いてました。

ツイッターのダイレクトメールや
ステカムのメール等、全部返信できてませんが
とても励まされています。
ありがとうございます。

実家にいる限りは配信は完全に無理になってしまったので
働いてお金ためようと頑張っています。
色々意見はあるでしょうが、私もよく考えましたが
やっぱり家は出ないといけないし、
今のところは配信が好きなようです。


1歩でも前に進めるように頑張って行きたいと思います。
posted by EMI at 00:17| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記