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【大リーグ】

ブラウン“無罪” 薬物違反の異議 認められる

2012年2月25日 紙面から

 昨年10月に薬物反応を示し、異議を申し立てていたブルワーズの主砲ライアン・ブラウン外野手(28)が「無罪」と判定された。23日に複数の米メディアが伝えた。薬物検査で異議申し立てが認められたのは大リーグで初めて。異議が却下されれば、開幕50試合の出場停止処分が下るはずだった。これにより、ブ軍と1月に2年契約した青木宣親外野手(30)の開幕レギュラーに黄色信号がともった。

 意外な結末だった。大リーグ機構は「有罪」、大リーグ選手会は「無罪」と判断したが、第三者の独立調停委員が「無罪」と断じたため、多数決で異議申し立てが認められた。昨季ナ・リーグMVPのブラウンは「私の名声と信用を回復する第一段階。無実でわれわれに真実があったからこそ、乗り越えられた」と声明を発表。一方、大リーグ機構は「今回の結果に対し、断固反対する」と不快感を表明した。

 薬物検査の際に尿サンプルが規定通りすぐに検査機関へ送られず2日間放置されていたことから、ブラウン側はその間サンプルに手を加えられた可能性があると主張していたという。

 

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