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【プロ野球】

星野監督はぶぜん… 岩隈の穴が埋まらん

2012年2月25日 紙面から

 岩隈の穴が埋まらない。楽天は先発したドラフト1位右腕の武藤(JR北海道)が3イニングで4点を失えば、2番手の井坂は4イニングで6安打3失点と炎上。昨季のアジア王者・サムスン打線の餌食となってしまった。

 「四球の後に考えすぎて(失敗を)やってしまった」と武藤。

 18日のDeNA戦(宜野湾)の好投を無にした井坂は「散々です」と反省の弁を口にした。当然、星野監督はぶぜんとしたもの。プロでの対外試合初先発の武藤には「初めてにしては球が切れていた」と評価したが、井坂には「2番目に投げたの」と名前も口にせず怒り心頭だ。

 岩隈がマリナーズへ移籍した今季、首脳陣にとって田中、塩見に次ぐ先発投手の確立は最重要課題。武藤や井坂は、ヒメネスや阪神から移籍の上園と並ぶその候補だ。しかし、この日は自滅という最悪の結果。武藤は初先発と同情の余地はあるものの、2度目の登板だった井坂は言い訳ができない内容で、指揮官の表情が険しくなるのも無理はない。

 25日はチーム初のオープン戦で、開幕までは残り約1カ月。岩隈の穴を埋められるか否かが、星野・楽天の命運を握る。

  (川越亮太)

 

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