こんにちは、吉田です。
そう言えば、昨日のホンダNC700X試乗会で「へぇ〜」と思わされることがありました。
試乗テストに先立ち、モデルコンセプトや投入技術の説明会が催されたのですが、そこでプレゼンした開発チームの方が強い口調で「搭載エンジンはフィットのパワーユニットを半分にしたものではありません! あくまで四輪技術の応用であって、そのものではなく新開発なんです」とおっしゃってました。
昨年の8月号で「夏のScoop祭り! フィット÷2=CBF700」の見出しとともに、その内容を世界に先駆けて速報した小誌としましては、苦笑せざるを得ませんでした(あっ、「CBF700」はそのときの記事中での仮称です。NCシリーズのことを指します)。ウチの記事がよっぽど腹に据えかねたのでしょうか……。
あのときは、ちょっと煽りすぎましたかね。
「仰天スクープ!! ホンダがフィット(四輪エンジン)で二輪(バイク)を造る!?」
…なんて表紙に躍っていましたから……。
Fitから作られたと記載されたブログなども見かけたので、発信源なら苦笑ではなくて誌面でフォローしておかないといけないのでは。
ご忠告ありがとうございます。ええ、その後、正式発表された資料を基に取材もし、続報となる記事を掲載しております。もちろん、その際は憶測に依拠することなく、詳細なデータや開発責任者の生の声なども網羅しました。そこに至るまでには、メーカー関係者との間で、小誌当該記事についての話し合いの場を設けたりもしましたし、小誌としましてはすでに解決済みの案件との認識だったのですが、必ずしもそうではなかった……という背景での戸惑いの“苦笑”です。
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