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〈視線の先に〉ふんばるよ、来年も

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【写真1】高台の新店舗の前に立つ三浦保志さん=いずれも宮城県南三陸町、西畑志朗撮影

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【写真2】津波に襲われ鉄骨だけになった店舗。三浦保志さんの思いを込めたメッセージが掲げられていた

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【写真3】店舗に掲げられていたメッセージ。支援してくれた人への感謝の言葉がつづられていた

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【写真4】南三陸町の魚市場で。セリの合間に笑顔もこぼれる

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【写真5】調理場で塩ザケをさばく

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【写真6】店には多くの魚が並ぶ。正月にかけて大忙しだ

 年の瀬が迫り、宮城県南三陸町の魚屋「さかなのみうら」は大忙しだ。社長の三浦保志さん(57)は仕込みに追われる。「この地域ではおせちと一緒に刺し身を食べる。盛り合わせがよく売れる」

 港近くにあった店舗は、津波で鉄骨だけを残し流された。「ふんばろう南三陸」という看板を掲げて元の場所での復活を目指したが、地盤沈下の影響で満潮時に浸水するなどして断念。高台の空き店舗を借りて9月29日に店を再開した。

 集まった支援物資を仕分けて、必要な人に届けるボランティアの代表もしている。「全国からの支援がなければ店は再開できなかった。これからも、つながりを大事に、魚を売っていきたい」(西畑志朗)

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