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「現地を訪れ元気づけて」 被災者、パネル討論で訴え
震災復興支援について意見交換する登壇者=佐世保市鹿子前町、九十九島観光ホテル
震災復興支援について意見交換する登壇者=佐世保市鹿子前町、九十九島観光ホテル

 東日本大震災の復興支援を考えるパネルディスカッションが28日、佐世保市内であった。自らも被災しながら宮城県でボランティア活動を続けている男性が登壇し「多くの人が現地を訪れ、被災者を元気づけてほしい」と訴えた。

 佐世保中央ロータリークラブ(RC)など県北の11RCが主催し、約200人が聴講。宮城県仙台市の自営業、嶋津祐司▽同県気仙沼市の自営業、伊藤雄一郎▽日本経済研究所震災復興プロジェクトチームの佐藤淳▽親和銀行総合企画部副部長の大串祐一−の4氏が登壇し、佐世保中央RCの竹本慶三氏が司会を務めた。

 同県南三陸町で物資補給などのボランティア活動に取り組む嶋津氏は「震災後、ボランティアの数は減ったが、復興は思うほど進んでいない。被災者は自分たちが忘れられるのを心配している」と語った。伊藤氏は震災の記憶を残そうと、気仙沼を象徴する大漁旗を回収して町に飾り、全壊した自宅跡地を慰霊祭会場にした活動を紹介した。

 佐藤氏は、国の復興予算は主に公共工事に回っており、今後は主要産業の漁業や日本酒造りの再興が課題と指摘。大串氏は被災地でのボランティア活動を振り返り「九州から来たというだけで喜ばれた。行動することが大切だ」と語った。


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