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エイズ患者2番目の多さ 平成23年の速報値

2012.2.24 18:40 病気・医療

 厚生労働省のエイズ動向委員会は24日、平成23年の1年間にエイズウイルス(HIV)感染に気付かないまま発症したエイズ患者は467人で、過去2番目に多かったと発表した。

 ただし最多だった10年の469人とほぼ同数。今回は速報値のため、確定段階では最多になる可能性があるという。患者を除き、HIV感染が新たに判明した人は1019人だった。

 新規の感染者・患者に占める患者の割合は31.4%で、3年連続で増加した。委員長の岩本愛吉東京大教授は「(患者が多いのは)先進国として恥ずかしい。無症状のうちにHIV抗体検査を受けて感染に気付けば、薬を飲むことで発症しなくてすむ。国民は積極的に検査を受けてほしい」と訴えた。

 昨年1年間に保健所などで実施された抗体検査は約13万1千件で、22年からわずかに増えた。

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