那覇市の首里城公園近くにある旧日本軍沖縄守備隊・第32軍司令部壕の第1坑道入り口付近に来年2月下旬、壕の内容を紹介する説明板が初めて設置される。県の有識者委員会(会長・池田榮史琉球大教授、5人)が22日、第2回会合を開き、説明板の記述内容をまとめた。県は後日、同委員会の答申を受けた上で精査し、最終決定する。
県は1997年、司令部壕の大規模な保存・公開基本計画を作成したが、安全性の問題が懸念されたため公開を見合わせた。説明板設置の要望が高まったため、県は本年度予算に約215万円を計上していた。
同委員会がまとめた説明文では壕の構築や司令部の南部撤退の経緯、当時の壕内部の状況などを紹介。壕内に女性軍属・慰安婦が雑居していたことや、壕周辺で日本軍にスパイ視された住民が殺害されたこと、司令部の南部への撤退が多くの住民などの命を奪う原因になったことなどが委員からの指摘で盛り込まれた。
英文へ→OPG to set up an explanation board about the former 32nd Army Headquarters Shelter at Shuri
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