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NCCニュース

佐世保同仁会理事長殺害事件 懲役20年求刑

佐世保市の病院で理事長だった養母を殺害した罪に問われた前の院長ら2人の裁判が結審しました。検察は前の院長兼理事長に懲役20年を求刑しました。
友広慎吾被告(50)は一昨年し、理事長だった養母のハツヱさんと病院経営を巡る口論の末暴行に及び、部下の枇杷木紀明被告(36)と共謀し殺害した罪に問われています。検察は、「怒りにまかせて暴行し、放置するなど残酷」そして「医師の権限を悪用し、うその死亡診断書を作成するなど犯行後の行為も悪質である」として友広被告に懲役20年を求刑しました。枇杷木被告には「犯行後、ブログに「やっと解放」と書きこむなど罪の意識や後悔がない」として懲役7年を求刑しました。弁護側は、両被告ともに反省しているなどとして友広被告は、懲役10年、枇杷木被告は執行猶予付きの判決が相当と情状酌量を求めました。判決は29日に言い渡されます。

観光通りに100人の笑顔

長崎市の商店街に1000枚を超える笑顔の写真が展示されています。テーマは「1000人の笑顔」。長崎市浜町周辺の6つの商店街が、被災地に笑顔を届けようと企画しました。去年、アーケードを訪れた人たちを撮影した1004枚の笑顔の写真には、それぞれ被災地でがんばる人たちへのメッセージが添えられています。写真は、長崎市のベルナード観光通りに展示されたあと、3月11日には仙台市の商店街で展示されることになっています。

原爆症認定制度の検討委員会

原爆症認定制度について検討する厚生労働省の委員会が東京であり、被爆者手帳を持っている人全員に手当てを支給するとする被団協の提言について議論しました。
委員会は長崎市の三藤副市長ら有識者14人で構成し、2010年12月から原爆症認定制度のあり方について検討を重ねています。原爆症の認定基準は2008年に緩和されましたが、その後も申請却下が相次いでいることなどから、制度の抜本的な見直しを議論するのが目的です。9回目の今回は被爆者手帳を持っている人全員に手当てを支給し病気の症状に応じて手当てを加算するとする被爆者団体の提言について意見を交わしました。提言について小宮山厚労大臣は先日、NCCの取材に対し「担当の政務官を配置ししっかり検討する」と話しています。

西山神社の寒桜見ごろ

長崎市の西山神社にある寒桜が見ごろです。
樹齢115年の寒桜は、正月に向けて咲き始めることから「元日桜」とも呼ばれます。今年も例年通り年末から咲き始めましたが、年明けの寒さで見ごろが3週間ほど遅れました。ここ数日暖かい日が続いたため一気に開花が進み今がちょうど見ごろです。西山神社の寒桜は来月上旬まで楽しめるということです。

乳幼児医療費の現物給付 保護者9割が評価

窓口で自己負担金以外を支払わなくていい子どもの医療費の助成制度について、保護者の9割が評価しているとのアンケート結果が公表されました。
県内では今年度から大村市を除くすべての市や町で小学校入学前の子どもの医療費を1ヵ月1600円の自己負担金以外は窓口で支払わなくていい「現物給付方式」にしています。県内の医療関係者らで作る「こども医療長崎ネット」が乳幼児の保護者1万1660人にアンケート調査したところ、約9割が「還付手続きがいらず楽になった」と評価していることが分かりました。一方、「対象年齢を引き上げてほしい」、「自己負担金が高すぎる」などの意見もありました。今後対象年齢を小学生まで引き上げることなどを県に要望します。

西海2女性殺害事件 遺族が三重県警に質問状

西海市で女性2人が殺害された事件で、遺族が長崎と三重の両県警に対し事件の対応に関する質問状を送りました。
事件は、去年12月、西海市の山下誠さんの妻(56)と母親(77)が殺害され、千葉県に住む山下さんの三女にストーカー行為をしていた筒井郷太容疑者(27)が逮捕されたものです。山下さんの代理人弁護士によりますと、質問状は21日付で発送し内容は公表していません。山下さんは、事件前筒井容疑者のストーカー行為について長崎千葉三重の三県警に相談していました。しかし、事件後「誰も助けてくれないと絶望的な気持ちになった」と警察の事件前の対応に強い憤りを示す文書を公表しています。三重県警は、来月までに質問状の返答を含めた検証結果を遺族に回答する方針です。

NCC放送番組審議会

NCCの放送番組審議会は、長崎県が企画しNCCが制作した「未来も照らせ!西海市・中山郷のまちづくり」について意見を交わしました。
この番組は、県の「地域コミュ二ティ再生事業」のモデル地区である西海市・中山郷自治会の取り組みとして、11月の「新米まつり」や、12月に灯された手作りのイルミネーションづくりなどを紹介しています。番組審議会では、「単なる行政の宣伝に終わらず、地域に住む人の動きに焦点を当てているので、過疎地で活性化に取り組む様子がよく伝わってきた」などの声が出されました。一方で、「中山郷の場所など、地区の全体像の説明が足りず、誰に向けたメッセージかが分かりにくかった」との指摘もありました。

長崎市が県警と暴力団排除協定

長崎市は、業務に対する暴力団の介入を防ごうと県警と協定を結びました。
長崎市は20日、市発注の建設工事や物品の購入など民間と契約を結ぶ際、暴力団やその関係者を排除する要綱を制定しました。協定は、市の業務に暴力団員と疑わしい人物が介入してきた場合、県警から情報提供を受けることができると定めています。要綱の制定と協定締結は、県や東彼杵町などに次いで7番目です。県警は、今年度中に県内すべての自治体と協定を結びたいとしています。

有名駅弁と全国うまいもの大会 長崎浜屋

movie動画 全国の駅弁や特産品を集めた物産市が長崎市で開かれています。
京都のみたらし団子に北海道・小樽のイクラ。全国46種類の駅弁など旅情あふれるおいしさが長崎に集まりました。初登場は、滋賀・米原駅の名物「近江牛大入飯」。カレー風味のご飯に近江牛と玉ねぎをたっぷり乗せた駅弁です。「有名駅弁と全国うまいもの大会」は、長崎浜屋で28日までです。

「ドン・キホーテ」6月に浜町へ出店

movie動画 "ディスカウントショップ大手の「ドン・キホーテ」が6月下旬、長崎市浜町のアーケードに出店します。県内への出店は2店舗目です。
「ドン・キホーテ」によりますと、店を出すのは、3月で閉館が決まっているベルナ―ド観光通りの「長崎まちなか龍馬館」のあとです。1階と地下1階部分、合わせて1300平方メートルを使う計画です。「ドン・キホーテ」は、日用品やブランド品など幅広い品揃えと安さが売りのディスカウントストアで、商店街では人通りが増えることを期待する半面、専門店への影響を懸念する声も出ています。県内への出店は、2008年の佐世保店に次いで2店舗目です。"

寒波で露地ビワに被害 被害額は7億円

2月上旬の寒波で露地ビワの実が凍る被害があり、収穫量は例年の3割に落ち込む見通しです。
露地ビワは、マイナス3℃が3時間続くと実の2割がダメになり商品になりません。ビワの産地、野母崎では2月上旬、最低気温がマイナスになる日が2日続きました。露地ビワの出荷は5月に始まりますが、最終的な収穫量は例年の3割に落ち込む見通しです。被害総額は県全体で7億円に上ります。露地物はビワのほか、イチゴやデコポンにも被害がでています。

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