NAGASAKI Broadcasting Company
Monthly NANBANKUN

NBCニュース

元院長に懲役20年を求刑

02月24日
佐世保同仁会病院の元院長と診療放射線技師が女性理事長を殺害したとして殺人などの罪に問われている事件の裁判員裁判で24日論告求刑公判が開かれ、検察側は元院長に懲役20年、診療放射線技師に懲役7年を求刑した。 佐世保同仁会病院元院長の友廣慎吾被告は2年前、診療放射線技師だった枇杷木紀明被告と共謀し、当時理事長だった友廣ハツエさんを暴行、殺害したとして殺人の罪などに問われている。 この事件の裁判員裁判で24日長崎地裁で論告・求刑公判が開かれた。 検察側は「医師の使命に背いた殺人であり、被告の犯行は医療への信頼を裏切り傷つけた」などとして友廣被告に懲役20年を求刑。 枇杷木被告に対しては懲役7年を求刑した。 これに対し弁護側は「友廣被告は院長という重圧とハツエさんのプレッシャーという厳しい状況に置かれていた」などとして懲役10年が相当とし、枇杷木被告についても「重要な役割は果たしていない」などとして懲役3年、執行猶予5年が相当と主張した。 判決は今月29日に言い渡される。

西海事件で遺族が長崎県警にも質問状

02月24日
去年、西海市で男のストーカー被害に遭っていた女性の家族2人が殺害された事件で遺族が千葉県警に続き、長崎・三重両県警に対しても事件前の対応に関する質問状を送った。 この事件は去年12月、三重県の筒井郷太容疑者が西彼町の山下美都子さんと母・久江さんを殺害したとされる。 事件前、娘のストーカー被害などを千葉・長崎・三重の3県警に相談をしていた美都子さんの夫の誠さんは今月1日、千葉県警幹部が謝罪に訪れた際、筒井容疑者を逮捕しなかった警察の対応について質問状を手渡していた。 代理人弁護士によると、誠さんは今月21日付で長崎県警と三重県警にも同様の質問状を送付。 詳細については裁判への影響があるため公表できないとしているが、警察が遺族に対し検証結果を一方的に説明するのではなく遺族の疑問にきちんと答えるよう求めたという。 長崎県警は質問の内容も踏まえた上で、今後も事件についての検証を進めていくとしている。

カネミ油症 新たに6人認定

02月24日
県は今月20日付で長崎市と五島市に住む50代から70代の男女6人をカネミ油症患者と認定した。 県は毎年、油症患者らを対象に検診を行っており、去年行った検診には県内の未認定者90人も受診した。 その結果、6人の血液から基準値以上のダイオキシン類が検出されたほか、油症特有の症状が確認されたことから、県は6人を新たに油症患者と認定した。 これで県内の認定患者数は795人となった。

南島原で事故 男性死亡

02月24日
24日午前、南島原市で普通乗用車が2トントラックと正面事故し乗用車を運転していた僧侶の男性が死亡した。 午前9時半ごろ南島原市口之津町の国道で、走行中の普通乗用車が反対車線にはみ出し対向してきた2トントラックと衝突した。 この事故で乗用車を運転していた南島原市加津佐町の僧侶、鉄山弘昭さん(53)が胸などを強く打ち、約1時間後死亡が確認された。 トラックの運転手は軽傷だった。 現場は片側1車線の見通しの良い直線道路で、警察は死亡した鉄山さんの乗用車がガードレールに接触しその反動で対向車線にはみ出したものとみて詳しい原因を調べている。

佐世保市議会開会

02月24日
1128億円あまりの新年度の当初予算などを審議する佐世保市議会が24日開会した。 3月定例佐世保市議会は午前10時に開会し、会期を来月23日までの29日間と決めたあと1128億円あまりの新年度の当初予算案など59件の議案が上程された。 このあと朝長市長が提案理由の説明し「新年度は市政110周年の年にもあたり企業立地や東アジアとの経済交流など成長戦略の本格的なスタートの年にしたい」と述べた。 当初予算案の主なものは救急救命センターの整備事業費に8億4100万円、市営工業団地の整備事業に10億4100万円などとなっている。 一般質問は来月1日と2日に代表質問、来月7日と8日に個人質問が行われる。

高校生平和キャラバン来月出発

02月24日
核兵器廃絶の署名を集めている高校生1万人署名活動のメンバーが来月、福岡県に向けてキャラバンを行うことになった。 キャラバンを行うのは核兵器廃絶の署名を集めている高校生1万人署名活動のメンバーの男女3人。 3人は来月3日から5日間の日程で佐世保市、佐賀市を経て福岡市、直方市、北九州市の5か所を巡るキャラバンを行う。 キャラバンでは署名活動や原爆写真の展示に加え、各市長を表敬訪問し田上長崎市長からのメッセージを手渡す。 また東日本大震災から1年を迎えるのを前に各地で復興のための募金活動も行う。 キャラバンに向かう3人は「各地で平和活動の種をまきたい」と話している。

ハウステンボスで消防訓練

02月24日
東日本大震災から1年になるのを前に佐世保市のハウステンボスでは24日、園内の建物火災を想定した大規模な消防訓練が行われた。 訓練は園内の飲食店が入る建物のキッチンから出火したという想定。 消防法に基づいて年1回行われる訓練には市消防局の隊員やハウステンボスの自衛消防隊員ら約75人が参加した。 訓練では通報体制の確認や初期消火のほか建物やエレベーター内に取り残された客の避難誘導なども行われた。 ハウステンボスでは東日本大震災クラスの災害が起きた場合でもあわてないよう普段から消防設備の取扱いの確認などを徹底したいとしている。

タクシー防犯研修会

02月24日
諫早市でタクシー運転手を対象に、強盗にあった場合の対策について考える研修会が23日開かれた。 この研修会は諫早市のタクシー協会が開いたもので、市内9つの会社の運転手約100人が参加した。 研修会では防犯ボランティアグループの代表が実際に強盗に会った際の対応策を実演したほか、被害を最小限にするために日頃から危機意識を持っておくことが大切とアドバイスした。 諫早市タクシー協会では今後もこうした取り組みを進める方針。

全国ニュースは(株)東京放送が提供します。


りょうまナビ マダムバタフライ NBCニュース NBCハウジングステーション モバイル i-club NBC試写会 長崎の歴史と文化 端島 ラジオショッピング