【福岡】暮らしの向上と都市の成長、福岡市議会開会

02/24 19:02 更新

税金は、暮らしにどう生かされるのでしょうか?福岡市の来年度の予算案が議会に提出されました。一般会計で過去最大です。高島市長は「暮らしの質の向上と都市の成長の2本の柱に、特に力を入れて取り組む」と抱負を語りました。福岡市の来年度予算案は、一般会計で7600億円あまりと過去最大です。そのうち、生活保護費の割合が初めて1割を超えました。防災対策として、原発事故による甲状腺の被曝を防ぐための安定ヨウ素剤21万人分や、避難所で使う簡易トイレを購入します。高齢者対策では特別養護老人ホームの建設に助成をして400人分を着工するほか、待機児童対策では保育所の整備費を助成して730人分を新たに確保します。また観光の魅力を高めるため、鴻臚館跡などでデジタル技術を使い当時を体感できる施設の整備費用を計上しました。そのほか、自転車事故が増えているため、一部の車道に専用レーンの設置を進める方針です。