昨年の刑法犯、150万件下回る 30年ぶり、減少は9年連続昨年1年間の全国の刑法犯認知件数(暫定値)は148万826件で、1981年以来30年ぶりに150万件を下回ったことが12日、警察庁の犯罪統計で分かった。 過去最多だった2002年の約285万件からほぼ半減した。前年からは10万5030件(6・6%)減で、減少は9年連続。検挙率は0・2ポイント減少し31・2%だった。 警察庁は「(ひったくりや路上強盗などの)街頭犯罪対策の効果が表れた結果。過去最少だった1973年の119万件を目指したい」としている。 全国のほとんどの都道府県で認知件数が減少したが、岐阜県が0・9%、佐賀県が0・1%微増し、宮崎県は8・5%増加した。 【共同通信】
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