全国実働965頭。国内の盲導犬にマイクロチップを
2007年8月8日 国内の盲導犬にマイクロチップ埋め込み実施を発表
全国盲導犬施設連合会とAHBインターナショナル株式会社が、新たに「国内の盲導犬にマイクロチップ埋め込み実施」を進めることを決定した。
新たに全国の盲導犬協会8団体によって盲導犬の育成や普及活動、訓練士養成、海外視察・交流に取り組む"全国盲導犬施設連合会"と、ペット関連総合サービスを手がける"AHBインターナショナル株式会社"が、日本国内の盲導犬を対象にマイクロチップの埋め込み手術を進めることを決定。
全国で実働している盲導犬965頭と、盲導犬候補犬を対象にマイクロチップ埋め込み手術を実施する。
盲導犬のマイクロチップ埋め込みに関しては、2004年に世界唯一の盲導犬訓練施設 国際組織である国際盲導犬連盟が、登録された盲導犬へのマイクロチップ埋め込みを推進する声明を発表。
2006年からは、日本国内でのマイクロチップに対する関心の高まりを受けて、全国盲導犬施設連合会がマイクロチップ埋め込みについて検討を重ねていた。
そして今回、昨年(2006年)より"動物と人間の共生社会をめざして"取り組む社会貢献の一環として、マイクロチップの普及活動に取り組むAHBインターナショナル株式会社が、全国盲導犬施設連合と国内にいる盲導犬へのマイクロチップ埋め込みを進めることで合意。
AHBインターナショナル株式会社がマイクロチップの普及活動の一環として、無償で国内の盲導犬へのマイクロチップ埋め込み手術を進めることを決めた。
また全国盲導犬施設連合会に加盟している8施設に対して、登録IDナンバーを読み取るためのマイクロチップ読み取り器(リーダー)を提供。
AHBグループの各病院・店舗全117店には、盲導犬の広報誌や全国盲導犬基金の募金箱を常設し、マイクロチップの普及活動と共に盲導犬の普及・啓発活動にも協力していくことが決まった。
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