■大飯原発・再稼働問題 福井県議会100人超が傍聴
関西電力大飯原発の再稼働について議論する福井県議会が開会しました。
県の内外から100人以上が傍聴に詰めかけ、関心の高さを示していました。
ふだんは空席がめだつ福井県議会の傍聴席。
ところが、24日は県民だけでなく、環境保護団体や脱原発で活動している俳優の山本太郎さんたちも訪れ、100人以上が議会を見守りました。
「国が福島原発事故の知見を反映した暫定的な安全基準を示し、厳格に実現することが大前提」(福井県 西川一誠知事)
西川知事は、議会提案のなかで関西電力の大飯原発の再稼働について現段階では認めない考えをあらためて示しました。
「原発を売名行為に使うな!」(地元の人)
議会後は地元の人が脱原発を掲げる県外の参加者に声を荒げる場面もあり、原発で揺れる地元の一面が垣間見えました。
「原子力の危険さ、リスクの大きさは地元の人がいちばん感じている。その方々に原子力にかわる生活の糧になるものをみんなで提案していくことが大事だと、あらためて福井にきて感じました」(脱原発で活動 山本太郎さん) (02/24 19:01)
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