ここから本文です

粟生、タニタで満腹減量!前戦絶食スタミナ切れ反省…WBC世界Sフェザー級戦

スポーツ報知 2月24日(金)8時3分配信

粟生、タニタで満腹減量!前戦絶食スタミナ切れ反省…WBC世界Sフェザー級戦
拡大写真
額に汗をかきながらパンチを打ち込む粟生
 ◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング 世界タイトルマッチ ▽WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ 王者・粟生隆寛―同級1位・ターサク・ジャンデーン(4月6日・東京国際フォーラム) WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27)が「食べながらやせる」の“タニタ流”新減量法でベルトを守る。指名挑戦者ターサクとの3度目の防衛戦に向け23日、東京・神楽坂の帝拳ジムでスパーリングを公開。前回V2戦で調整に苦しんだ反省から計画的減量に加え、健康食と絶食禁止を導入することを明かした。

 減量という自分との闘いを見直す。フィリピン人パートナーと6回のスパーを披露した粟生は「相手うんぬんより、まず自分のやるべきことをしっかりやって勝ちたい」と大粒の汗を流した。

 昨年11月のV2戦は絶不調で世界初挑戦のボスキエロ(イタリア)に大苦戦した反省から好調を維持するために減量法を改めることにした。

 「超、気になっている」という粟生の関心事は、体脂肪計の健康器具を製造・販売する「タニタ」が編み出したダイエットメニューだ。栄養バランスと満腹感を大切にした1食当たり500キロカロリー程度の社食メニューは注目を集め、レシピ本はベストセラーになり、今年1月に東京・丸の内に同様のメニューを扱った食堂もオープンした。

 「“バランスよく食べてやせる”は僕のコンセプトと一緒」と共感。これまで固形物などの栄養補助食品が中心だった減量期の食事内容を変え、タニタ食堂に通うことを真剣に考えている。

 計画性も備える。普段10キロ前後の減量を強いられる。規定体重58・9キロから「今は8キロオーバー」だが、1か月前に6キロ超、1週間前に2キロ超と数値目標を設定し、長期にわたって段階的に体重を落とす方法に変える。これまでの方法は試合3週間前に本格的に着手し、1週間前に5〜6キロを一気に落とす“短期決戦”型。計量前日は飲まず食わずだったが、「直前に減量が1キロ違うのはでかい。今回は絶食は避けたい」とやる気だ。

 同じリングで初防衛戦に臨む同僚の山中の減量は5キロ程度で済むため、「その体が欲しい」とうらやましがったが、「世界ランク1位のターサクに勝ってアピールしたい」と“先輩王者”としての意地をみせるつもりだ。

【関連記事】
粟生、タニアで満腹減量!全戦絶食スタミナ切れ反省…WBC世界Sフェザー級戦
内山、年間KO賞&埼玉県警から感謝状
[ボクシング]興毅結婚!お相手は同級生・妊娠3か月「口げんかも巻き返されてKO負け!カカァ天下や」
興毅、結婚!同級生妊娠3か月「おむつ替え得意やでぇ」
粟生隆寛 ワールドプレミアムボクシング 東京国際フォーラム を調べる

最終更新:2月24日(金)8時4分

スポーツ報知

 

関連トピックス

主なニュースサイトで 粟生隆寛 の記事を読む

ブログパーツ

スポーツトピックス

主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。