NHK福井県のニュース　福井放送局

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県議会に大勢の傍聴人

２４日から始まった県議会には、国際的な環境保護団体「グリーンピース」の関係者や脱原発活動に取り組む俳優の山本太郎さんなど、多くの人たちが傍聴に訪れました。２４日から始まった県議会は、原発の再稼働の是非が焦点となっていることから県内にとどまらず石川県や京都府など県外からも大勢の人たちが傍聴に訪れ、用意された１１８席の傍聴席はほぼ一杯になりました。
傍聴席には国際的な環境保護団体、「グリーンピース・ジャパン」の関係者やグリーンピースを支援し、脱原発の活動に取り組む俳優の山本太郎さんも姿を見せました。
グリーンピースでは、原発の再稼働に必要な地元の同意がどのように形成されるのか、きちんと記録し、日本や世界に発信する必要があるとして、ストップウォッチを持って県議会を傍聴し、西川知事の発言の中身や時間を記録していました。
山本さんは「福島の事故の原因が究明されていないのに原発の再稼働はおかしい。しっかりと県議会の議論を見守っていきたい」と話していました。
勝山市から訪れた３５歳の女性は「議会の中で原発の再稼動の是非などがしっかりと議論されるのか、見守りたくて来ました。経済や雇用の問題は長い時間をかければ解決できると思うが、福井の豊かな自然は一度、事故が起きてしまえば元には戻らないので、これからも可能な限り議会の様子を注目していきたい」と話していました。越前市の５３歳の男性は「短い時間だったので知事のはっきりとした考えは正直わからなかったが、国にばかり対応を求めるのではなく、県として独自の考えを明らかにするべきだ」と話していました。

02月24日　19時03分

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