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【静岡】思わず手に“汗”ロボット対決 浜松で静大工学部生らがコンテストものづくりの魅力をPR
静岡大学工学部(浜松市中区城北)の1年生全員によるロボットコンテストが19日、同区板屋町のアクトシティ浜松展示イベントホールであった。迷路の通り抜けや、2台の対戦など7種のテーマ別に性能を競った。 (赤野嘉春) ものづくりの基本技術の習得やチームワークの大切さを高める実習教育の一環。560人が72グループに分かれ、約2カ月かけて制作したロボットを持ち込んだ。 対戦型のバトルは、3分以内に相手ロボットを1メートル四方の舞台から押し出すか、ひっくり返すと勝ち。赤外線センサーを搭載した20センチ大のロボットが押し合って、舞台から転落させると、応援の学生や市民から歓声が上がった。木登りの早さや、旗を倒し合う競技もあった。 子どもらを対象とした「ものづくり教室」も開かれ、親子連れらが逆立ちコマや偏光板のしおり作りなどを楽しんだ。 模型で使用されるバルサ材の紙飛行機づくりに挑戦した佐野亮太君(9つ)、晴基君(6つ)兄弟=中区三組町=は「思ったより簡単で、良く飛ぶ」と笑顔を見せた。 静岡大工学部の東直人教授(52)は「ゲーム遊びに慣れた最近の子どもは、ものづくりの醍醐味(だいごみ)を知らない。手作りを通し、感動や科学の楽しさを知るきっかけにしたい」と話した。 PR情報
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