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小沢氏 閣議決定に結束し反対を

2月22日 23時50分

小沢氏 閣議決定に結束し反対を
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民主党の小沢元代表は、22日夜、東京都内でみずからに近い議員と懇談し、野田総理大臣が国会提出を目指す、消費税率を引き上げるための法案について、「閣議決定は簡単ではない」と述べ、閣議決定に結束して反対すべきだという考えを示しました。

この中で、民主党の小沢元代表は「消費税の増税は、いくら野田総理大臣が頑張ろうとしても、世論が後押ししないかぎり無理だ。これからの世論の動向は、われわれが思っているよりも厳しいものがあるはずで、そういう世論を受けて、なお突っ走ることは、おそらくできないだろう。衆議院を解散することもできないのではないか」と述べました。
そのうえで、小沢氏は「時期的に、法案の閣議決定が最初の一つのポイントになる。閣議決定は簡単ではない」と述べ、消費税率を引き上げるための法案の閣議決定に結束して反対すべきだという考えを示しました。
また、小沢氏は、大阪市の橋下市長が、次の衆議院選挙に向けて、みずからが率いる地域政党「大阪維新の会」から候補者を擁立する準備を進めていることについて、「全国で候補者を出すと言っても、基盤がないのだから、政党などに何らかの形で頼らざるをえない。どこに頼るかは別にして、単独では無理だろう」と述べました。