野田総理大臣は参議院本会議で、26日から、就任後初めて沖縄を訪問することについて「これまでの経緯をおわびするとともに、在日アメリカ軍基地の負担軽減や沖縄振興のための取り組みを説明したい」と述べました。
24日の参議院本会議では、平成22年度決算の概要報告とこれに対する質疑が野田総理大臣とすべての閣僚が出席して行われました。
この中で野田総理大臣は、26日から2日間、就任後初めて沖縄を訪問することについて、「これまでの経緯をおわびするとともに、日米間の協議による早期の負担軽減や沖縄振興のための取り組みを説明したい。野田内閣一丸となって、今後も全力を尽くすことを理解してほしい」と述べました。
また、野田総理大臣は、細野原発事故担当大臣が国会の原発事故調査委員会の黒川委員長らと20日に面会したことを明らかにしたうえで、「原子力規制庁に関する法律の内容や趣旨を説明したもので、事故調査委員会の独立性に影響を及ぼすものではない。調査にしっかりと協力し、報告や提言が出された際にはしっかりと受け止めたい」と述べました。
さらに、野田総理大臣は、社会保障と税の一体改革を巡る国会審議について「一体改革の内容に真剣な議論が重ねられ、議論がかみ合いつつある。与党も野党も熟議によって国民の期待に応えられるよう、国会内外における与野党協議を追求し、必ずや改革を実現させたい」と述べました。
[関連リンク] |
|