福田孝行の死刑がついに確定した。 光市母子殺害事件
1999年(平成11年)に山口県光市で起きた母子殺害事件で殺人や強姦致死罪などに問われた大月孝行(旧姓福田)被告の上告審判決で、最高裁は被告の上告を棄却した。
事件以来13年ぶりに死刑が確定する。
大月被告は犯行時に18歳と1か月の少年だった。
少年法は18歳未満への死刑を禁じている。
公判の最大の焦点は、1か月の差で死刑を選択できるか否かにあった。
が、最高裁は犯行を「冷酷、残虐で非人間的行為」と断じた。
何の落ち度もない母子の生命を「冷酷、残虐」な行為で奪い、幸福に暮らす家族を奈落の底に突き落とした被告が死刑に処せられるのは当たり前のことだと思う。
行為の残虐非道さと、その責任の重さを考えれば他に選択の余地はない。
被害者の夫であり父である本村洋さん(35)は、20日の最高裁判決後、次のように語っている。
「今回、死刑という判決が下され、遺族として大変満足している。ただ決してうれしいとか喜びとかは一切ない。厳粛な気持ちで受け止めないといけないと思っている」
「事件からずっと死刑を科すことを考え、悩んだ13年間だった。20歳に満たない少年が人をあやめたとき、もう一度社会でやり直すチャンスを与えることが社会正義なのか。命をもって罪の償いをさせることが社会正義なのか。どちらが正しいことなのかとても悩んだ。きっとこの答えはないのだと思う。絶対的な正義など誰も定義できないと思う」
「ただ日本は法治国家で、この国には死刑という刑罰を存置していることを踏まえると、18歳の少年であっても、身勝手な理由で人をあやめ、反省しないと死刑が科される。日本という国はそのくらい、人の命について重く考えているということを示すことが死刑だと思うので、死刑判決で日本の社会正義が示されたことは大変良かったと思っている」
私には、本村さんにかける言葉がない。
「よかったね」などと言っても、本村さんの胸にはまったく響かないだろう。
ただ、「よくやったね」とは言ってあげたい。
形骸化した刑事裁判が続く中で、本村さんは世間にその理不尽さを訴え続けてきた。
その過程で、被害者感情に鈍感な「人権派」の連中から誹謗中傷を受けることもあった。
それでも彼はめげずに戦い続け、ついには司法の世界そのものを揺り動かした。
それまで無視され続けてきた犯罪被害者の哀しみや怒りを初めて世の中に認めさせた。
本村さんの以下の言葉が、そのことを明確に物語っている。
「犯罪被害者遺族となり痛感したのは刑事裁判で犯罪被害者の権利がないがしろにされていることだった。犯罪被害者の方と手を携え、犯罪被害者保護法など犯罪被害者の権利拡充に向け運動をでき、それを達成できたことを何よりもうれしく思っている。それを気付けたのも、妻と娘の事件があったから。被害者の声に耳を傾けてくれ、世論を作って、政治を作って、立法に結びつけてもらったのは世論の皆さんの力。そういったことに感謝する13年間だった」
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この事件は、私にも大きな影響を与えた。
私が2006年6月24日付けのエントリで大月孝行(旧姓福田)被告の実名と写真を掲載したため、ニフティからブログそのものを強制閉鎖されたのだ。
どうやら人権派からニフティに通報があったらしい。
私は猛烈に抗議したが受け入れられなかった。
そして、写真を削除し、実名をイニシャルに変えることでやっとブログが再掲載された。
私にとっては屈辱だったが、日本社会の人権感覚、少年に対する甘さを痛感させられたという意味では良い経験になった。
今日は、その「ブログそのものを強制閉鎖された」原因となったエントリを再掲載したい。
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「少年法」を抜本的に改正せよ!!! 2006/06/24
このエントリーは、ほんとうは21日(水)に書きたかった。下書きは99%でき上がって
いたのだが、またもやココログの不具合で記事が飛んでしまった。
しかし、やはり、この事件については書かずにはいられない。
山口県光市で99年に母子を殺害したとして、殺人や強姦致死罪などに問われた当時18歳の元少年(25)の上告審で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長・上田豊三裁判官代読)は20日、死刑を求めた検察側の上告を認め、広島高裁の無期懲役判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。
判決は「無期懲役の量刑は甚だしく不当で、破棄しなければ著しく正義に反する」と
述べた。最高裁が無期懲役判決を破棄・差し戻したのは99年以来、3例目。差し戻し後に死刑が言い渡される公算が大きくなった。
(後略)
光市母子殺害:無期懲役を破棄、審理差し戻し 最高裁
(2006年6月20日 毎日新聞)
「鬼畜の所業」としか思えない犯罪を平然と犯す輩は少なくない。特に、80年代後半
からその傾向が目立つ。未成年も例外ではない。
未成年が犯した「鬼畜の所業」の代表的なものとしては、1988年の「名古屋アベック
殺人事件」「女子高生コンクリート詰め殺人事件」、そして99年の「栃木少年リンチ殺人事件」などが挙げられる。
20日に最高裁が差し戻した「光市母子殺害事件」も、それらに勝るとも劣らない極悪
非道の犯罪だった。
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■事件の概要■
鬼畜の名前はT.F(当時18歳)という。
Fは、平成11(1999)年4月14日、配管工の仕事を休み、山口県光市にあるアパートを訪ねた。訪問の目的は強姦だった。
Fは、排水検査を装って部屋に上がり込み、本村洋さんの妻・弥生さん(当時23歳)に
襲いかかった。
が、弥生さんは激しく抵抗。するとFは、手で弥生さんの首を絞めて殺害した。そして、
その後、遺体を陵辱した。
このとき、長女夕夏ちゃん(当時・生後11カ月)が遺体の近くで激しく泣き続けた。怒った Fは、夕夏ちゃんを床にたたきつけ、首にひもを巻きつけて絞殺した。その後、事件発覚を恐れて2人の遺体を押し入れに隠した。
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■罪となるべき事実■
【第1】
1999年4月14日午後2時半ごろ、山口県光市室積沖田4番の本村洋方において、同人の妻本村弥生で、主婦(当時23)に強姦(ごうかん)しようと企て、居間にいた主婦の背後から抱き付き、仰向けに引き倒して馬乗りになるなどの暴行を加えたが、主婦が大声を出して激しく抵抗したため、殺害したうえで目的を遂げようと決意し、馬乗りになった状態で首(頚部)を両手で強く絞め、窒息死させて殺害、乱暴した。
【第2】
同日午後3時ごろ、当時11カ月の長女が激しく泣き続けたため、付近の住民が駆けつけるなどして犯行が発覚することを恐れ、泣きやまない長女に激こうして殺害を決意し、居間で長女を床にたたきつけるなどしたうえ、首にひもを巻いて強く引っ張って絞め付け、窒息死させて殺害した。
【第3】
2記載の日時場所において、主婦の現金約300円及び地域振興券6枚(額面計約6,000円)など在中の財布1個(時価計約17,700円)を窃取した。
つまり、この鬼畜は、新婚間もない家庭に作業服を着て排水検査を装いながら上がり込み、当時23歳の主婦を絞殺したうえ屍姦に及んだ。そして、母親の傍で泣きじゃくる生後11ヶ月の乳飲み子を床に叩きつけたうえで絞殺したのである。そして二人を押入れに押し込み、逃走した。
※加害者は既に25歳ですが、写真はココログの指示により削除しました。
人権団体から強い抗議があったようです(怒)
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2000年3月22日に、山口地裁(渡辺了造裁判長)が言い渡した判決は「無期懲役」だった。この判決に対し、夫の本村洋さんは「被告が社会復帰した場合には、私がこの手で殺す」と語った。
ところが、世の中には人権亡者のキチガイがいる。明治大学法学部教授の菊田幸一は、テレビの生放送で、被害者の夫である本村さんに向かってこう言い放った。
「あんた、(犯人の)少年が死ねばそれで満足なのかよ!!!」
「あんたの考えは間違っている!!!」
「法律も知らないくせに!!!!」
まさに、この「人権派」教授は、被害者家族の心情を理解できない、人間としての心を失った人物なのである。
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2002年3月14日の広島高裁における第2審判決も、1審と同じく無期懲役だった。
実は、1、2審の判決とも、「被告の刑責は極めて重大で、死刑選択も十分検討される
べき」とししていた。しかし、どちらの判決も、被告が犯行時に少年だったことを重視した。無期懲役が相当と結論づけたのは、「矯正教育による改善更生の可能性がある」と考えたからだ。
が、この鬼畜の以下の発言を読めば、「矯正教育による改善更生の可能性がある」などと言えるだろうか?以下は、鬼畜の獄中書簡からの抜粋である。
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--1審で無期懲役判決を受けた後--
「無期はほぼキマリでして、7年そこそこで地上にひょっこり芽を出す…」
--その後も、この鬼畜の異常な発言は続く。1審の無期懲役判決を受けて図に乗ったのだろう--
「誰が私を裁くのか・・・。そんな人物はこの世にはいないのだ。神に成り代わりし、法廷の守護者達・・・裁判官、サツ、弁護士、検事達・・・。私を裁ける物は、この世にはおらず・・・。二人は帰ってこないのだから・・・。法廷に出てきてほしいものだ・・・何が神だろう・・・サタン!ミカエル!ベリアル!ガブリエル!ただの馬鹿の集まりよ!」
(ドストエフスキーの「罪と罰」引用し)
「選ばれし人間は人類のため社会道徳を踏み外し、悪さをする権利がある」
「勝ったと言うべきか負けたと言うべきか?何か心に残るこのモヤ付き・・・。イヤね、つい相手のことを考えてしまってね・・・昔から傷をつけては逃げ勝っている・・・。まあ兎に角だ。二週間後に検事のほうが控訴しなければ終わるよ。長かったな・・・友と別れ、また出会い、またわかれ・・・(中略)心はブルー、外見はハッピー、しかも今はロン毛もハゲチャビン!マジよ!」
(被害者の夫である本村さんに対して)
「ま、しゃーないですね今更。被害者さんのことですやろ?知ってます。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。・・・でも記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんなら好きにしてやりたいし」
「知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君」
「オイラは、一人の弁ちゃんで、最後まで罪が重くて『死」』が近くても『信じる』心をもって、行く。そして、勝って修行、出て頭を下げる。そして晴れて「人間」さ。オレの野望は小説家。へへ」
「犬がある日かわいい犬と出合った。・・・そのままやっちゃった・・・これは罪でしょうか」
「5年+仮で8年は行くよ。どっちにしてもオレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも」
(面会に来た友人に、カミュの『異邦人』の主人公・ムルソーを指して)
「もろ俺ジャン!」
(そして、今回の最高裁判決に対しては、さすがに不安感がもたげたのか)
面会に行った父親に対して「もし生があるなら一生かけても償いたい」語った。
「一生かけても償いたい」だと???
これで、精神状態は、まったく「正常」なのだという。皆さん、信じられますか?
私には、もう言葉もありません。
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本村さんは、今回の最高裁の判決を受けて以下のように語っている。
「被告は18歳以上。刑法でも死刑を認めている。何とか人間の心を取り戻して死刑を
受けてほしい。悔い改めてもなお、命を落とさなければ償えない罪がある。その残酷さを知って、犯罪が起こらぬようにする方法を社会は考えなければならない」
本村さんは、2~3日後には、妻子2人が眠る北九州の墓を訪れる。
「区切りがついたよ」と語りかけるつもりだ。
なお、本村さんとT.Fの父親は職場が同じで、住まいも同じ団地内だったそうだ。父親は会社を退職して、職を転々、祖母は事件後に急死、2歳下の弟(当時・高2)は家出して行方知れず。
鬼畜のお陰でF家も崩壊したわけだ。
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最高裁は、従来の量刑基準からすると、厳罰化の方向に一歩踏み込んだように見える。判決は判事4人の全員一致の意見だった。
最高裁は昨年、刑事裁判の量刑に関する意識調査を実施した。被告が少年だった場合にどう配慮するかについて、裁判官の90%が刑を軽くすると回答したのに対し、国民は50%が「重くも軽くもしない」、25%が「重くする」と答えたという。
つまり、未成年、もしくは少年であったとしても、国民の75%が刑を軽くする必要はないと考えている、ということだ。
裁判所内部にも「少年事件というと、保護主義一辺倒で対応してきたため、一般の市民感覚と大きなズレが生じてしまった」という反省があるという。
ようやく、世間の「少年による凶悪犯罪」に対する厳しい見方に、裁判所が近づいてきたということであろう。
鬼畜が、「未成年だから矯正教育による改善更生の可能性がある」などと考えるのは、裁判官が雲上人であるからだ。
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の準主犯・神作譲(本名・小倉譲)は、出所後、セルシオを乗り回し、すぐにまた監禁致傷事件を起こした。「栃木少年リンチ殺人事件」の主犯の少年は、法廷でもふてぶてしい態度を崩さず、反省の色をまったく見せなかったという。
こんなやつらに、「未成年というだけで刑を軽くする」。この国の人権感覚は絶対におかしい。
「少年法」を抜本的に改正せよ!!!
なお、最初に例として上げた3事件にはリンクを貼っておりますが、気の弱い方はリンク記事を読まないでください。
※加害者は既に25歳ですが、ココログの指示により仮名に変更しました。
人権団体から強い抗議があったようです(怒)
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以上が2006年6月24日付けエントリの再掲だが、最後に大月孝行弁護団の愚劣極まりない声明を紹介してエントリの締めにしたい。
大月孝行被告の弁護団は20日、上告を棄却した最高裁判決について「極めて不当」とする声明を出した。
弁護団は声明で「捜査段階で作成された虚偽の自白に依拠し、判断を誤った」と指摘。「反省の日々を送っている(被告の)姿勢に目を向けようとせず、更正の可能性を否定した」と非難した。
また、大月被告が犯行当時「虐待によって成長が阻害され、実質的に18歳未満の少年だった」ことなどを理由とし「未成熟な少年に死刑を科すことはできない」と訴えている。
被害者の人権を冒涜する人権派弁護士を糾弾せよ!
関連エントリ:人権派を糾弾しなければならない!!! 2007/05/26 (必読)
【追記】
エントリに直接関係のないコメントをカキコする方がいますが、合理性がなければ表示されません。
たとえば、昨日のエントリ。
在日や韓国に絡めて橋下大阪市長やTPPを批判するカキコがありました。
こういうコメントは削除の対象になります。
私の書いていることと何ら関係がないからです。
批判は、もちろんけっこう、大歓迎です。
削除したりしません。
が、このブログをプロパガンダの場として利用することを私は受け入れません。
また、根拠の乏しい偏向も同様です。
かつて、読者の方から「愛○」というHNのカキコを放置している、と強く批判されました。
もっともだと思います。
エントリとは何の関係もないカキコだからです。
単なる自ブログの宣伝。
今後は、こういうカキコは受け付けません。
ご了承願います。
なお、私のブログと同調するものであれば、自ブログの宣伝も受け付けます。
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コメント
この事件は、人の愛情というものがどれほどの忍耐力を持つかということ。
そして逆に人間というものが、どれほど救いようのない鬼畜に堕することが
出来るかということ、その想像を絶した両極を我々に垣間見せるものでした。
そして、本村さんは決して望んでいなかったことでしょうが、
この裁判によって日本の弁護士団体が、あるいは一部のマスコミが、
いかに人間として狂っているかということを結果的に浮き彫りにしました。
日弁連の会長が今回の判決を「遺憾」と言っています。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120220-906685.html
私の愛する北海道の汚点、北海道新聞は、
「大月孝行や弁護団への中傷や批判が異常だった」とした上で、この判決が
死刑、厳罰化の流れを加速させることを危惧すると書いています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/352158.html
有罪判決を受けて殆どのマスコミが実名報道を始めましたが、
毎日新聞だけは「少年法の理念を尊重して」匿名を貫くと言っています。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120221k0000m040048000c.html
ところがこれで滑稽なのは、
事件当時未成年で強盗傷害罪に問われた男が、
毎日新聞に実名で報道されたとして訴訟を起こしていることです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120221-OYT1T00511.htm
彼らはなぜ、こうまで大月孝行を擁護するのでしょう。
いつも加害者の方にばかり肩入れするのでしょう。
どうしてサヨクは、死刑に反対するのが定番になってるのでしょう。
こういう社会的に理不尽な言動を見ると、
「きっとどこかから金を貰えるからだろう」とか、あるいは、
「朝鮮人だからだろう」と言ったような説が、ネットの中に多く見られます。
今回も例によってと言いますか、大月孝行朝鮮人説というのがあるようですが
自分はよく調べていませんし、それが本質的な理由だとも思いません。
彼らが死刑に反対するのは、それによって自分が高邁な人格者であると
思いたいからだ、というのが私の考え方です。
自分を、愚かな大衆よりも高い段に上がっている存在だと思いたい。
そのための手段こそが「死刑反対」であり、「反原発」であり、
「自虐史」であったりするのでしょう。
大月孝行の畜生の如き乱暴狼藉は、極刑を課して当然です。
ですが、人間社会にとって最悪の害となるものは、
大月孝行を庇っている弁護士やマスコミの人間達が持っているような
「自惚れ」である、と私は思っています。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/02/21 14:58
人権は金になる?これら弁護士もそういっているでしょうかね??
投稿: 転びバテレン | 2012/02/21 17:37
こんばんは。
おぞましい事件でした。
被害者のご主人さまは本当にご立派な方です。
犯人とそれを擁護する鬼畜連中。人間じゃない。
投稿: 主婦 | 2012/02/21 18:48
「死者には人権はない。」
これが司法の考え方です。そのかわりに報復をしますというのが、筋ですよね。仇討ち赦免の代替を果たさねば元武士国家日本としては国民感情が許さないです。
死刑廃止も現場射殺を緩和して刑務所の国家負担を減少させないと社会的にバランスがとれません。
1日も早く死刑が執行されることを!!
百人斬り授業もかつては国民を喜ばせるために創作したファンタジーでした。それを喜ぶほうもどうかなとは思いますが、メディアは売れると思うから書くわけで、罪はあるが、時代状況も勘案する必要はあります。
いずれにしろ、ファンタジーとわかっているのに教材として加害の歴史を刷り込もうとした教師は許せません。
そしてそのような偏向教育を許してしまうだらしのない教育体制を放置しているのもいかがなものかと。抗議先はURLへ。
投稿: amotoyamatotake | 2012/02/21 19:02
光市母子殺害事件は弁護士のぶっ飛んだ弁護内容も話題を呼びました。
ドラえもんだとか魔界転生だとか言って「首を絞めたのではなく蝶々結び」だとかが弁護内容から飛び出して、世情を騒然とさせました。
「人権派弁護士」に対する見方があれで「正気か否か」というところに決定的に落ち着いてしまったように見え、そうした世論も今回の死刑判決を下すに当たっての裁判官の精神的負担をある程度軽くしたのではないか、とワタクシは見ます。
してみると被告弁護士の、かの弁護方針も死刑を引き出した要因の一端とも言え、人権派弁護士は被告にとっても迷惑極まりない存在となったのではないでしょうか。
被告弁護士は被告の側の利益を引き出さなきゃいけないのにこれではどうしようもない。
あのありきたりな人権派コメントも、それを糊塗しようという被告弁護士の「煙幕」のように思えます。
こう言っては何ですが、ハナから終わりまで平身低頭の謝罪姿勢で行けば、今より遥かにマシな世間の反応とそれによる結果を引き出せたに違いなく、件の人権派弁護士のいらんセンセーショナリズムこそが被告にとっての最悪の結果を引き出したという事であれば、人権派弁護士は馬鹿馬鹿しい加害者保護の無理やりな理屈を世間にバラまく社会にとって有害な存在というだけでなく、純粋に弁護士として見ても無能極まりない存在と言えましょう。
投稿: ブルー | 2012/02/21 19:13
犯罪行為も異常だが、一審判決後の発言が更に異常だ。
犯罪を肯定化する書物を与えた環境も異常である。
こんな発言に至った主因は書物を与えた周りの異常な人間にある。
不幸なことだ。
犯罪者にあまりにも甘すぎると、さらに犯罪を重ねる。
犯罪や訴訟が多いと弁護士は儲かるだろうが、迷惑千万。
強姦犯罪者が一国の主相になってしまう社会は狂っている。
日本は社会正義について再考し、もっとまともな社会にしなければならない。
子供の道徳教育も社会正義について、もっと教えなければならない。
戦前ではこんな犯罪など考えられなかった事と思う。
権利ばかり主張して、義務を忘れた戦後教育のつけが回ってきのだ。
自由を履違えた輩がなんと多いことか。
嘆かわしい時代だ。
こんな事件を発生させてしまった戦後日本の欺瞞性について、坂さんにバシバシ取り上げて戴き糾弾して貰いたい。
投稿: みのやん | 2012/02/21 19:16
初めまして、いつも勉強させて頂いております。
本村さん曰わく
「この件で勝者はいない」
との旨の発言もありました、全くその通りだと思います。
投稿: 一国民 | 2012/02/21 20:04
今晩は。
お叱りを受けるかもしれませんが、この被告のした事には
擁護のよの字も浮かびません。
こちらの弁護団の方々は、例えばですが、自分の身内が同じような被害に遭っても、加害者のために闘うのでしょうか。
投稿: だめこ | 2012/02/21 20:34
だめこ様
ご意見を読んで、思い出したのが、菊池寛の「若杉裁判長」という小説です。
寛大な判決で有名な若杉裁判長の家に賊が入ります。
この出来事を境に、被告に共感する立場から被害者に共感する立場にかわり、厳しい判決になっていくというものです。
機会がありましたら、是非、ご一読を。
ネットの「青空文庫」でも読めると思います。
これはこれで人間の心を描写した作品として受け入れることができます。
しかし、件の弁護団、あまりにも人間を手段として扱っています。
カントが、「人を手段とするな、目的とせよ」と説いていますが、この言葉の対極にある存在です。
残念ながら、これも日本の現実です。変えていかなくてはならない日本の現実です。
今、多くを綴れば、悲しみや怒りが増すばかりですので、控えます。
ただ、あらためて、無念の死をとげられたお二人に、
合掌。
投稿: Ethos | 2012/02/21 21:21
一番の人権は、人として生きる権利ではないでしょうか?
人権が大事なら、自分の欲望で生きる権利を奪った人間には、どんな刑罰がふさわしいのでしょうか?
自分は、自分の欲望で生きる権利を奪った人間は、自分も生きる権利を放棄するしかないと思っています。
人権派と言われる人権ゴロは、国が敵なので国に殺されることが我慢できないのでしょう。しかし、殺された被害者は相手が国だろうが一個人だろうが、関係ありません。なにもしてないのに、殺される理不尽は許されないと思っていることでしょう。自分が被害者ならそう感じます。
人の生きる権利を奪ったら、自分の生きる権利も放棄しなくちゃならないんだ。残念だけど、それだけのことです。
投稿: | 2012/02/21 21:30
愕然としました。
↓
福田君の親父語録(罪を軽くする為の弁護士の悪知恵=やらせ?)
・「加害者の会を作ってやる」
・
・
凶悪犯罪の温床←自由の履き違え←事勿れ主義←プライバシ保護←人権
投稿: みのやん | 2012/02/21 21:51
お名前はかかれておりませんが自分の欲望で人の生きる権利を奪ったものは自分の生きる権利も失うという考え方は実に説得力があります。まさにその通りと思います。
自分の欲望からと言う限定がなされていることに感心しました。
少年に限らず更正の可能性があるかいなかの前に更正させても良いのかの議論をすべきでしょう。宮川裁判官は精神年齢が18才未満の可能性があるので差し戻しますべきであるとの反対意見を述べていますが18才未満であっても精神年齢が20ならば死刑も許されるとかんがえるのでしょうかね。決してそうではないではないでしょう。弁護士出身だからその存在をアピ-ルしただけに過ぎません。コンクリ-ト殺人事件の被告人はも全員死刑にすべきだったのに18才未満であったが故に早期に社会に出てきた。
投稿: たかさん | 2012/02/21 22:44
弁護士という職業は、一部の方を除いて己の腐った思想の為なら、人の命など何とも思いません。
大月の弁護団も大月のためではなく、己の腐った思想の為に騒いでいるだけです。完全に白い物を依頼人が黒と言えば、正義、秩序を無視して只、報酬の為だけに薀蓄を垂れ流す売国奴外道集団です。
投稿: 大義とは | 2012/02/21 22:48
それからなぜ福田から大月に替わったのですか?大月という人の養氏になたか大月という女性と結婚したのですかね?
投稿: たかさん | 2012/02/21 23:01
サヨクに死刑廃止論者が多いのは性善説からくるものでしょうか。それにしても安田初め、人権派弁護団は弁護方針等、(人格等はもう問うてもしゃーないが)単にスキルとしてあまりにおそまつでは。弁護士としてあまりに無能。
仮に私がこんな事件を起こしてしまったら、被害者遺族の前で腹切って死にます。
投稿: konnma01 | 2012/02/22 00:39
最高裁判決、被害者遺族の方には誠に「十三年も長い戦い本当にお疲れ様でした。」としか言いようが無い結果でした。確定後にトンデモ法相が恩赦を考え出さない限り執行通知に怯える毎日を送る福田ですが執行は福田単独か同時執行(この場合関光彦・小林正人・小森淳・芳賀匡義も)になりますが個人的には同時執行を望みます。百三十四人の確定死刑囚の中で冤罪主張、共犯者逃亡中の者は除外されますが再審請求者のうち延命目的の者については一般死刑囚と同じように執行するべきと云うのが私の考えです。
しかし安田ら弁護団の二次控訴審での振る舞いはこの事件に関係するどころか刑事訴訟に縁の無い弁護士の倫理観を疑わしく思わせ、弁護士志望の司法研修生、司法試験受験生、法学生の意欲に水を差し、弁護士の職業としての地位を貶めるものであり、永久追放以外有り得ない外道共の社会上の地位が就活に苦しんでいる学生より上と云うのが許せません
投稿: 特亜消尽 | 2012/02/22 00:41
人間は不完全な存在やから『人が人を裁くシステム』には本質的に欠陥が存在する…死刑廃止論者の主たる言い分や。この部分には私も同意するし、解決案があるなら論議したい。
(-_-;)…しかし現実の『人権擁護関係者』って…一番大事な前提を無視してへん!?『人は不完全な決断をせざるを得ないから常に論議しなければならない』のに…人権保護を盾に論議に『必要な素材』を全て封殺しようとするやろ!?
残酷な面もあるけど…生き残った側の人達にとっては悲劇は教訓であり財産やん。論議せずに隠せば隠くほどヒトのたった1つの取り柄『知性』を放棄して絶滅へと進むだけや。
投稿: 八神はやて | 2012/02/22 01:49
Ethos様
件の弁護団、あまりにも人間を手段として扱っています。
全く同感です。
自分の本来の仕事である被告の弁護すら
被告のためではなく、自分の主義主張を世間に広めるためのようですからね。
何しろ弁護団の中でもこんな事をやってるんだから頭が痛い。
エセリベラルの団体によく見られる「仲間割れ」というヤツですが、「被告人のための弁護」という本来の仕事に真摯に徹していればこんな事にはなっていない筈です。
差し戻し控訴審で弁護団に参加しながらも、その弁護方針の違いから突如「解任」された今枝仁弁護士は、「私が解任された「大弁護団」は、主任弁護人の安田好弘氏が日本の死刑廃止運動のオピニオンリーダー的な存在だったことから、Fの弁護活動を運動に利用している……との批判も浴びた。
かねてより死刑存置派であった私もこの非難の渦に巻き込まれ、精神的に疲弊した結果、数か月間弁護士業務の休養を余儀なくされたくらいだ。」と語った。
投稿: ブルー | 2012/02/22 06:25
本村さん、平凡な人生がおくれたはずなのに本当にお疲れさまでした!
守られるべき人権は、被害者とその家族のそれであり
加害者の権利は公正な裁判を受けられることだけだと思います。
脳の配線が倒錯してしまって、犯罪者にやさしく被害者に冷淡な学者。
商売熱心なエセ人権派弁護士ども。
10年ほど前と比較すると司法と一般国民の意識の乖離が少しは縮小したかな?
投稿: | 2012/02/22 06:44
福田(大月)孝行の父親を、TVで見たことがあります。
父親は、インタビューのなかで、「私だって、被害者だ。あいつのやったことのせいで、いい職場を辞めなきゃならなくなって、事件後いろんな職を転々として苦労している」というようなことを言っていました。顔は出していませんでしたが、こんな男に育てられたら・・、と思わせるに十分な男のように感じました。一審の無期の判決の後、被害者の気持ちを嘲笑うような言動を息子がやったことについては、「あいつは、単にイキがって見せただけで、本意じゃあなかったんだ」とも強調していました。わずかに見せた親心(?)だったんでしょうか?おそらく、イキがらず(?)、また、奇妙奇天烈な人権派弁護団の弁護がなければ、彼は、無期になっていたのではないかと思います。今回の死刑という判決は、自ら招き入れたものであり、弁護団がそのお手伝いをした・・ということですね。
投稿: しずっぺ | 2012/02/22 09:58
まったく同感です。そもそも犬畜生よりも劣る旧姓福田孝之現在は怪しげの団体の支援を受け大月と名乗ってるようですが、あれ程の犯罪を犯した時点で人の道を大きく外している訳でこの死刑囚には「人権」なるものは与える事事態に無理があるように思えます。
この死刑囚を弁護した弁護団、ありとあらゆる整合性のない主張、聞いてて正常とは思えませんでした。
現在の民主党の法務大臣は「近年厳罰化が進んでる」との発言をしたようです。
益々の御発展を期待してます。
投稿: としぼん | 2012/02/22 12:29
>たかさん
どうやら、福田→大月という苗字の変更には、日本基督教団牧師の大月純子なる人物が絡んでいるとか。
養子縁組って事らしいんですがね。
どうにも事件の裏に利権の臭いをかぎ取った連中が大挙して押し寄せているような気がしますよ。
投稿: rikky | 2012/02/22 13:46
今回の判決に かすかな安堵と達成感を覚えるものの、深い悲しみを湛えた本村さんのお顔を拝するたびに いかなる言葉も意味を失うような気がします。
奥様とお嬢様の ご冥福を 心から祈っております。
死刑がかかっている裁判とはいえ、事実についでは争いがなく、ただ被告人の犯意と、酌むべき諸事情がありやなしやの審理をする。これだけの内容で、最高裁判決まで行き着くのに13年もかかったのでは、たまったものではありません。
しかも、中味はあの酷さ。本村さんの心労は、いかばかりであったでしょう。
裁判の過程で、本村さんも仰ってましたが、深く反省をしているとか、更生の可能性がありかないかなど、人間の内心の問題を、誰がどうやって量るのか。頭が良くて、芝居が上手い奴は、刑を減免されることにもなりかねない。
今回は 獄中から出した 福田某の手紙が決定的
な役割を果たたと思います。
珍しいです。百の証言より一の文書を重んじる裁判官に、物証の形で被告人の内心が暴露されたのですから。
義憤にかられ私信を提出してくれた方と、公判開始後も丁寧に傍証を採取していた検察官に敬意を表したいと存じます。
これでは 安田弁護士のようなヘボが出てこなくても、死刑になったでしょう。
この13年、彼ら弁護団は何をしてきたのか。更生はともかく、勉強させる時間はあったでしょう。福田某の頭の中味を、現代の歪んだ思想・風潮のゴミためにしてしまった。天使も悪魔もドラえもんも並列という、ニヒリズムの叩き売り。ドストエフスキーの罪と罰も、全然「読めて」ないではないですか。
彼は未熟で、ひたすらエゴイスティックなままだった。社会から見れば、それが「罪」なのですが。
なお、、せっかくの坂様主宰の知的で柔軟なブログです。根拠なく相手をカネだ、利権だで動いているという推測はやめましょう。それでは変態左翼と同じレベルになってしまいます。
およそ 腕っこきの弁護士で、刑事弁護を喜んで引き受けるセンセイはおりません。原則的に、思想は思想として、法廷でのやり取りは法廷での問題として、撃砕すべきです。 コメンターの方の品位とマナーに期待します。
投稿: レッドバロン | 2012/02/22 16:58
レッドバロン様
〉この13年、彼ら弁護団は何をしてきたのか。更生はともかく、勉強させる時間はあったでしょう。
全くお説ごもっともと思います。
そして確かに被告人の子供っぽいエゴイズムを弁護団が抑えるどころか増長させたと言えると思います。
この一連の事象の一番深刻な点はまさにここですね。
「未決犯罪者がニヒリズムに冒された子供っぽいエゴイストであっても誰も驚かないが、被告弁護人こそがそれであったという驚天動地の事態」という点が深刻なんですね。
そのせいで光市母子殺害事件は犯行そのものだけでなく、裁判も含めた全体の様相全てが事件になってしまった。
アメリカ製の法廷ドラマで繰り広げられる陪審員の心象第一の、ゲームのような弁論合戦と法廷戦術を曲解して、「アレを日本でやりたい」とばかりに奇をてらおうとする弁護士がことのほか多く、特に左翼系弁護士に多いのではないか、と個人的には思ってます。
投稿: ブルー | 2012/02/22 18:55
これからの村本さんの人生に幸多かれと祈ります。…安田ァ、おめぇの今後の人生はサダーム フセインと同じだ!。アッラ~、イラハッ!。アッラ~、アクバル
。
投稿: 鬼瓦 権蔵 | 2012/02/22 19:59
木村さんがこれからは穏やかに暮らせますように、
お幸せになって下さい!と言いたいです。
管理人様、すみません、場をお借りします。
Ethosさまへ
私は菊池寛といえば「父帰る」。あと「恩讐の彼方に」をマンガ本で読んだことがあります。
「若杉裁判長」ネットで今日読みました。
軽妙?に書かれてますが、深いですよね。
日本文学、ちゃんと読まなくちゃだめだと思いました。
教えて下さってありがとう御座いました。
投稿: だめこ | 2012/02/22 23:34
この事件については、加害者の不幸な生い立ちを盾に免罪しようとする軽薄な論調が多いのですが、その人たちは、被害者の本村さんこそ、加害者をはるかに上回る壮絶な少年時代を送っておられることを知っているのでしょうか。
本村さんの生い立ち、そのあげくに生まれた奇跡の子としかいいようのない夕夏ちゃんを惨殺された悲劇を知って尚、加害者の生い立ちを云々できる人を私は理解できません。
本村さんの人生は、まさに現代の「ヨブ記」です。こちらで、その一端に触れられます。私もまた蒙を拓かれた一人なので大きなことはいえませんが、ぜひご一読をお勧めします。
http://blog.goo.ne.jp/soraoayumu
投稿: かろかろ | 2012/02/23 09:12
あーやっぱり私だめだ~。
お名前を間違えてました。本村さんでした。
投稿: だめこ | 2012/02/23 13:37
)ブルー様
いつも坂様のブログで、ご高見を拝させて頂いております。さて、今回の件
)「未決犯罪者がニヒリズムに冒され、また子供っぽいエゴイストであっても誰も驚かないが、被告弁護人こそがそれであったという」驚天動地の事態。
仰る通りだと思います。刑事裁判は数あれど、ここまで弁護団の弁護方針や立ち居振る舞いが注目を浴びた例は 他に類がないと思います。唯一、麻原裁判を除いては。
ご承知の通り、オウム事件=麻原裁判も この安田弁護士らが担当していました。裁判所からの再三の警告にもかかわらず、高裁への控訴趣意書を最終期限までに提出せず、為に麻原は一審で死刑が確定するという、まことに省エネの判定で終結しました。
福田某や麻原は「世間」をナメている方の右代表ですが、驚くべきことに被告人弁護士が裁判所を含めた「世間」を舐めきっておりました。
彼らにとっては死刑廃止のイデオロギーは絶対的なもので、それを振りかざせば 「世間」は恐れ入ると勝手に思い込んでいる。控訴趣意書の提出を引き伸ばし、徹底的なサボタージュ戦術をとっても、「まさか」そんなことで、裁判所は被告人の死刑にはしまいという…これはもう、法廷戦術とさえ呼べません。彼らの勝手な信念です。
まことに未熟な、自分のイデオロギーの押し付けがあるだけです。価値体系や信念が違う他人様をいかに説得するかという努力は、微塵も感じられない。こういうの、決まり文句ですが「極めて自己中心的」かつ「短絡的」として、職業裁判官が最も嫌うタイプの犯罪者でありまして。
一般に「情状酌量の余地はない」と判決文は続くのですが…。
本当に同タイプですね。似たもの同士では 被告人を助けられません。
)アメリカ製の法廷ドラマで繰り広げられる… ゲームのような弁論合戦と法廷戦術
左翼弁護士が あれに憧れても? 能力と努力が隔絶しております。高校野球の予選で、イチローやジータのプレースタイルの、真似をするようなものです。
O,J シンプソン事件など、胸の悪くなるようなトライアルもありますが、アメリカの、一流弁護士の技量は、また恐るべきものがあります。あれはもう総力戦です。悪達者の「悪」と「達者」の、両面を、嫌でも、見ていかななければと、思います。
投稿: レッドバロン | 2012/02/23 18:26
http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/2012022200004.html?iref=webronza
上記URLにて朝日新聞の記者が死刑囚を擁護する内容の記事を書いています。
彼の言説に拠ると、少年事件のイロハを知っていれば今回の母子殺害は死刑相当の罪ではないそうです。
最高裁には世論や司法の動向を是正する勇気が無い等と誹謗中傷して愚弄する悪意に満ちた記事にしか見えません。
朝日新聞の掲げるジャーナリズムの理想とは斯くも低劣な内容なのでしょうか。
記者の知能と人格を疑う様な記事を平然と披露してのけるのは並大抵の厚顔無恥では無いとさえ思えます。
投稿: @PSYCHO観測者 | 2012/02/23 22:19