三菱自動車、天然ガス軽商用車「ミニキャブ バイフューエル」を発売

    加藤真貴子  [2007/10/10]

    三菱自動車は10日、軽商用車「ミニキャブ バン」をベースに、燃料に従来のガソリンだけではなく圧縮天然ガス(CNG)も使用可能となった特装車「ミニキャブ バイフューエル」を発売した。価格は205万3,800円。

    特装車「ミニキャブ バイフューエル」(オプション装着車)

    同社では従来から、ガソリン車に比べて排出ガスがクリーンで、CO2排出量も少ないCNG仕様車を「ミニキャブ」等に設定して販売してきた。今回発売されたミニキャブ バイフューエルは、軽商用車の「ミニキャブ バン」をベースに、エンジン等をCNGにも対応できるように改造し、後席シート下にCNG用ガスボンベ(容量28L×2本)を搭載したとのこと。

    CNG走行時の排出ガス性能は、ガソリン車の平成17年基準排出ガス75%低減レベル相当という高い環境性能を実現したという。0.66LのSOHC12バルブ3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは3AT。駆動方式は2WDのみ。CNGとガソリンを併用した航続距離は840km(CNG 208km+ガソリン632km: 10・15モード換算値)。

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