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3人ユニット、NYCの中山優馬(18)がウォルト・ディズニー生誕110周年記念実写ハリウッド映画「ジョン・カーター」(4月13日公開)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦することが23日、分かった。同日(現地22日)、米・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアに初招待され、人生初のレッドカーペットを体験して“ハリウッドデビュー”。また、大阪府内の高校に通う中山は今春から東京の駒沢大学に進学し、勉学と芸能活動を両立していくことも明かした。
現地メディア280人、観衆1000人が見守る中、生まれて初めて足を踏み入れたレッドカーペット。堂々と歩いてみせ、ハリウッドデビューを飾った中山は「すごく感激で光栄です。レッドカーペット自体が初めてなので、一歩一歩踏みしめて楽しんで歩きました」と、興奮を抑えきれないように語った。
米映画「ジョン・カーター」の日本語吹き替え版で声優に初挑戦したことから、今回のワールドプレミアへの招待が実現。地球から滅亡寸前の惑星に迷い込んだ主人公の戦いを描いたファンタジー・アドベンチャー大作で、中山は主人公の甥(おい)・エドガー役の吹き替えを担当した。
中山にとって、今作は映画初出演作。声のみとはいえ本場ハリウッドのワールドプレミアを初体験し、今作を手掛けたアンドリュー・スタントン監督(46)や主演を務めた米俳優テイラー・キッチュ(30)とも初対面。監督はアニメーション映画「ファインディング・ニモ」(03年)など有名作品を手掛けたあこがれの存在だったといい「監督に会えたことも夢のよう」と感激しきりだった。
現地では、デビュー作も観賞。ハリウッドの映像美に感嘆の声を漏らし「すごい映画に出させてもらったんだと感動しました」とウットリ。役者魂に火がついた様子で「続編が決定したら、絶対出演したい。でも、その前に勉強しなくてはならないことがたくさんある。その時のためにも英語は勉強しておきたい」と本格的なハリウッド進出に意欲を見せた。
(デイリースポーツ提供)
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