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「但馬牛寿司」が誕生 3月から発売へ 香美 

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但馬牛肉を使ったさまざまなすしが並ぶ試食会=香美町、香住文化会館

但馬牛肉を使ったさまざまなすしが並ぶ試食会=香美町、香住文化会館

 兵庫県香美町内の飲食店12店が、地域の特産を使った「但馬牛寿司」を開発し3月3日、一斉に発売する。同町香住区の香住文化会館で23日にあった試食会では押しずしやちらしずし、韓国風など12店の多彩な料理が並んだ。今後、但馬内外にPRを重ねていく。関係者は「さらに参加店を増やし、充実させていきたい」と意気込んでいる。

 香美町商工会が但馬牛新商品開発委員会を設立。昨年末、但馬牛肉と香美町産の米を使った料理の応募を町内の飲食店など200店に呼び掛け、12店が名乗りを上げた。

 試食会には12店すべてが出品。観光や商工、行政の関係者らが試食した。形は箱ずしなどのほか、茶巾ずしやライスバーガーなどさまざまで、価格も800円から2500円まで幅広い。いずれもショウガやワサビなどさまざまな隠し味を使い、冷めてもおいしいように工夫を凝らしている。

 香住区の民宿経営西本庄作さん(55)はワサビマヨネーズを隠し味にヒレあぶり肉を使った押しずしを開発。「肉のおいしさを生かすよう、岩塩を振って食べるようにした」と説明する。

 委員会委員も務める畜産会社社長上田伸也さん(41)は「みんなおいしかった。但馬牛肉を、より身近に感じてもらえるきっかけになるのではないか」と話す。

 同委員会では新聞広告などでPRするほか、チラシを作成し、観光施設などで配布する。予約が必要な商品もある。同町商工会TEL0796・36・0123

(小日向務)

(2012/02/24 09:15)

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