Ｖ２戦で苦い経験…粟生「タニタ食堂」で減量だ

　◇ＷＢＣ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ（２０１２年４月６日　東京国際フォーラム・ホールＡ）

　王者・粟生隆寛（２７＝帝拳）が２３日、都内で３分４回のスパーリングを公開。体調管理の失敗によるＶ２戦での苦戦を反省し、低カロリーでバランス良い食事を提供する「タニタ食堂」（東京都千代田区）に興味を示した。

　「めっちゃ行きたいんすよ！」。減量の話題で周囲からタニタ食堂の名前が出ると、粟生は思わず声を張り上げた。「丸の内タニタ食堂」は計量器メーカーのタニタが自社の社員食堂を再現して今年１月にオープン。一食約５００キロカロリーでバランスのとれた食事を提供することから、王者も「しっかり食べられて栄養もある」と興味津々だ。

　Ｖ２戦では試合前に６キロ近く戻った体重が４キロしか回復せず、格下相手に苦戦を強いられた原因とみられている。今回はジムの日程表に減量の予定を週刻みに書き込むほどの徹底ぶり。減量は苦しいイメージしかないものの「タニタデビュー」を心待ちにしている。

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