議事録未作成、被災した福島県も 震災発生直後の6日間東日本大震災を受けて設置された福島県災害対策本部(本部長・佐藤雄平知事)が、発生直後の昨年3月11~同16日に計33回開いた会合の議事録を作成していなかったことが29日、県への取材で分かった。協議項目が箇条書きされただけで、3月17日から出席者の発言内容が記録されるようになったという。 震災や東京電力福島第1原発事故に関連する政府の10会議の議事録が未作成だったことが既に明らかになっているが、被災自治体では初めて。 会議は知事のほか、副知事、各部局長、県警本部幹部、政府関係者らが出席。報道陣にも全面公開されている。 【共同通信】
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