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自治連合会長解任?!

2月12日の青山学区自治連合会の会議で決定し、グリーヒル約4000世帯へも放送をかけた県議会への「請願書」提出ですが、

自治連合会長の「出したくない。」という個人的な感情により、急遽「請願書」より一段下の「陳情書」に変更して提出するという

情けない対応が明らかになりました。「請願書」提出に際しての、紹介議員へのお願いも全くしていないという事実も明らかになり、

「地域の問題に対応出来ない」、「連合会長としての職務が出来ない」状態により、各丁自治会長の互選で選らばれた「連合会長」の

職務を解任される模様。

多くの地域住民の声を受けて、連合会長解任後の新自治連合会には、「請願書」の再提出の課題が残されている。

地域住民の声をしっかりと県に届ける「責務」と「気概」が新自治連合会に求められる。

2月12日CATV放送

2月12日のCATV放送で、自治連合会で協議し決定した内容をグリーンヒル全域に放送しています。

 

「医療観察病棟建設計画」についてのお知らせです。 「2月12日の本日の青山学区自治連合会の会議で、医療観察病棟建設計画について、多数の住民の傍聴の元、 今後の方針が協議され、その協議内容について簡単にお知らせします。

●先日、滋賀県から「年度末までに地域住民の意向を無視して、建設着工をする」旨の記者会見がありましたが、  現時点において、国としての決定事項では全くなく、その建築認可すらまだ決定していないことが判りました。

●青山学区自治連合会として、嘉田(かだ)滋賀知事宛に、近日中「建設中止の申入書」の提出を行う。

●青山学区として、県議会に対して「建設中止に関する請願書」の提出を行う。

●一連の経緯に関する「公開質問状」に対して、各自治会長より回答を頂き、地域内住民意向を再確認する。

●今後、この建設計画に関して、青山学区としてどのような対応をとっていくのかを、自治連合会から、その都度、CATV放送にて住民の皆様へお知らせする。

以上のようなことを協議しました。詳細につきましては各自治会か、青山学区自治連合会へお問い合わせ下さい。

滋賀県職員倫理規程

参考までに閲覧下さい。

http://www.pref.shiga.jp/jourei/reisys/409902200044000000MH/409902200044000000MH/409902200044000000MH.html

(職員の基本的心構え)
第2条 職員は、自らが県民全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないことを深く自覚して公正な職務の遂行に当たるとともに、常に公共の利益の増進を目指して職務を遂行しなければならない。
2 職員は、自らの行為が県政に対する県民の信頼に影響を与えることを認識するとともに、日頃の行動について常に公私の別を明らかにし、その職務および地位を私的な利益のために用いてはならない。

「県民の声」でなく「県庁の声」へ改称を!

地元住民からの情報です。

知事と語る滋賀の未来事業として「知事とふれあい座ぶとん会議」と「おじゃまします!知事です」が開催されています。
当地域の子育てサークルでは、様々な活発な活動をしていますので、知事にお越しいただきたいと滋賀県広報課の「県民の声」
へ申請しました。
「県民の声」では、各部局の推薦をもらってからでないと受付出来ないと言われました。

一般県民が気軽に申請できる申請用紙も何もないとのことです。
推薦もらうため、「子ども・青少年局」へ行き、地域の子育てサークルの活動を見に来ていただきたい旨、お伝えしました。
「子ども・青少年局」では、前向きに推薦の方向で動いてくれるような流れでした。

ところが、広報課「県民の声」が、「子ども・ 青少年局」へ連絡して「推薦を止める」行為をしたことが明らかになりました。
「県民の声」F担当者がその事実を認めています。

そもそもこの事業の趣旨をHPでは

「特色ある先進的な取り組みを行っておられる現場を、知事が直接訪ねて、県民のみなさんと対話を重ね、生活者の視点、生活
現場の発想を県政に活かしていくよう努めているところです。
対話の相手先については、地域・テーマ・世代などにかたよることなく選定を行い、いろんな方と意見交換を行ってまいりました。」

とかたよることなく、選定とあります。取り組みを見ることも、聞くこともせずに、選定協議を広報課全体で行った形跡もなく
(広報課上層部は、連絡するまで事実を知りませんでした。)一部の職員の思い込みで、独断で選定を行う。

県庁の各部局の話や意見しか聞かない。各部局の推薦がないと「対話」の事業を進めない。
どちらを向いて公務をしているのか不思議です。

それであれば・・
「県民の声」でなく「県庁の声」へ改称を!

もっと驚いたのが、「医療観察病棟の件は、既に記者会見もしているので、その話し合いをすることは、この 事業の趣旨ではない。」
と発言を制限するようなことを言い、この「医療観察病棟の建設計画」について「対話」の機会を設けるこ とは今後一切ないと、自信
満々に言う。これが、県民の声を拾い上げ、知事へ橋渡しをするべき「広報課」の仕事でしょうか?

ちなみに、平成23年度 滋賀県広報課の組織目標は

「県民の思いを活かし、つなぎ発信する広報、広聴を展開します」

 とあります。つなぐ前に勝手に切ってどうするのですか?!

H23年 広報課組織目標
http://www.pref.shiga.jp/a/koho/files/soshikimokuhyo.pdf

今回、様々な行政機関の目標を(病院事業庁も含め)読ませていただきました。
書いてることと実際の行為が全然違うのはなぜなのでしょう。

広報課の仕事と役割に「県民相談」とありますが、この「医療観察病棟建設計画」についての相談には、「病院事業庁が相談に
のっている。病院事業庁が説明しているとの一点ばかりで、「対話」の機会を設ける気が全くないです。

県民の皆さん、広報課へ多くの県民の声を届けましょう!

滋賀県広報課 ℡:528-3041 

広報課HP
http://www.pref.shiga.jp/a/koho/

県民と知事の対話「知事と語る滋賀の未来」の実施要領
http://www.pref.shiga.jp/chiji/taiwa/files/zishi.pdf

HPの実施要領に「知事と広報課のお墨付きの特定の団体、地域にしか行きません」と記載変更して下さい。

県民なら誰でも気軽に申請できるものと勘違いします。

大学生はこう捉えた③

●私が周辺住民だとしたら、この様なあいまいな説明をされたら、信頼できないと思うし、これからも信頼できない状態が続き、反対され続けると思いました。完璧な説明不足だと感じました。

●目に見えるケガや、体の病気をわずらっている人は、それほど秘密にしようなんてしません。「精神病患者」に対する偏見というのが、心神喪失者の病状が深刻になってしまう原因となっているのではないでしょうか。心神喪失者の犯罪後のケアばかり注目されていますが、やはり「心神喪失者」を生まないような対策も考えていかなければならないと思います。

●私は、今の現状では、建てるべきではないと思う。住民との話し合いも不十分だし、住民の税金で建てるのに、合意もまともに得てないのにかってに決めすぎだと思う。また、何の説明もないのに、いきなり医療観察病棟を整備すると言われても無理な話だと考えるのがあたりまえなのに、知事は対話をしないで、反対しても止めないと言ったので、これはおかしいと思う。

●医療観察法は、犯罪を犯した人に対して行われるケアであるのに、一般病棟より、看護師を増やし手厚い医療を提供しなければならないという意見には理解できない。県として必要だと誰が決めたのか。県民が反対しているのに、意見を取り込まないと言い張る県庁はおかしい。十分な説明をしているというのならば、建設計画があることを大々的に県民に周知させるべきであるし、現状は十分であると思えないし、腹ただしく思った。

●この問題で一番問題だったことは、住民の説明や意見交換の場がもうけられていなかったことだと私は思います。話し合い、お互いの意見を交換することによって、医療観察病棟の必要性や問題、住民の方々の不安や要望が初めてわかると思います。賛成、反対だけでなく、どのようにしたらよいかという話し合いが大切だと思います。なので今回の問題は、説明や話し合いが不十分だったことだと思いました。 でも、意見交換などがなく、住民の理解のないまま、建設ということはおかしいと思いました。

大学生はこう捉えた②

●もし、この計画を言い出したのが知事ならば、私は知事自らが説明するべきだと思います。私は知事が面倒な仕事は部下にまわしているような気がしてなりません。
知事だって人間です。24時間働いているわけではないのでプライベートの時間を削ってでも一度住民たちの前に姿を現すべきでしょう。「対話」は面と向かってするのと電話やメールみたいに顔を見せないでするのでは雲泥の差だと思います。県の代表として「対話の会」代表としても一度知事は住民の前に姿を見せるべきでしょう。

●映像を見て、正直おどろいた。けっきょくは県のおしつけでしかない。住民の意見も全く聞く耳をもたず、逆に不安とはなんですかと聞きかえしていた。これはありえない事だ。こういう事が起こっている時に、無理に作ってもうまくいくわけがない。しっかりと県と住民が、何度も話し合って、決めないといけない。

●医療観察病棟の整備の問題があると感じたのは、やはり説明と報告のところです。反対している住民が多いにもかかわらず、一部の住民が反対していると報告し、民意を無視して建設計画を進めようとしているところが問題であると感じました。

●今日の「報道と精神障害を考えるシンポジウム」を聞いて、思ったことは、医療観察病棟建設計画において滋賀県側の対応がめちゃくちゃすぎるという点です。

●窓ガラスのことや建物に細心の注意を払って建設しても、もしものことは考えないのかと、疑問に感じました。こういうことは絶対に住民と話し合いをした上で、しっかり意見を固めて、話を進めていくべきだと感じました。また住民の考えや思っていることを何も理解していないような病院事業庁の説明会の映像を見て憤りさえ感じました。住民に対する説明不足は一番あってはならないと思います。

●学生が多い町で学生が知らないのはおかしい。そういう施設を作るのなら学生にも説明してほしい。普通の病院じゃないのだから、それが当たり前ではないか?学生ならいいだろうという気持ちはないか?本日のシンポジウムを聞いているとそう聞こえてきた。

●医療観察病棟が建設されるのは、やっぱり住民にとっては不安なのに、説明会など県の対応で余計不安になったのではないかと思います。「同意していただくとか、理解していただくということではない。」とか「反対して頂いたから施設を止めるということではない。」「不安とはどういうことなんですか?」とかありましたが、そういった発言が住民のことを考えてくれてない証だし、自分たちのことばっかりって感じがしました。

大学生はこう捉えた①

村木病院事業庁長は、熱く語ってましたが、シンポジウムに参加した学生たちにはどのように伝ったでしょうか。

~学生のアンケートから抜粋しました~

●建設計画は知りませんでした。2年学校に通っているけど、一切話をきいたことはなかった。
まずこの制度についても知らなかった。地域住民の方のリアルな話を聞いて、すごく刺激をうけた。
莫大な金を使って、不安を抱えなければならなくなるのに、十分な説明もなしに「建てます。」と言われても・・・
と。 私も県と病院に疑問と違和感を感じた。

●私は反対です。今、それを作る余裕が日本にあるのか?そんなに急に作ろうとしなくてもいいのでは ないかという
考えもありますが、わざわざ人の多い、特に学校の多い地域に建設しなくてもいいのではないか。
近隣住民の理解をえられぬままという姿勢も問題があると思います。

●滋賀県は近畿でも力関係は強くないと思いますし、他県でダメだったから「滋賀で病棟増やしてよ」なんて言われ
て、
ほいほい請け負っているんではないかと簡単に想像できてしまう滋賀県民の私です。

●今回のシンポジウムをきいて、本当に驚くことが多かった。まず、私は、京都に住んでいて、地域住民ではない
が、 龍谷大学に通っている以上、本当に人事ではない。しかしながら、私はこの建設計画を全く知らなかった。
だから 本当にこの話を聞いたのが、いきなりだったので驚いている。
今の私と同じように、地域住民がいきなりその計画を聞かされて、何の相談もないのに計画が進められて、怒る
のは 当たり前だと思う。また、なぜ県はきちんと説明をしないのかも、よく分からないし、説明会での対応は、
本当に悪かったように感じる。

住民が不安になるのは当然のことであって、そのことに対して県はきちんと対応しなければならないと思う。
あの対応は間違っていたと思う。

●滋賀県が全て背負わなくてもよい。必要最低限で行ってほしい。

●今の形で強引に進めたとしても、今後、問題が起きてしまうのがもうわかっている気がします。それなのに、意見
を聞きいれようとしない姿勢は、欠点から目を背けているだけだと思います。

●そもそも建設の理由として、県側の主張として述べられている中に、新しい病棟を建てなければ、国からの補助金
が受けられないといったものがあったが、おかしくはないだろうか。言いかえれば、補助金を受けるために新しい
病棟を建てるという意味でも捉える事ができる。
ことに県側の主張が曖昧で建設の根拠が不十分であるということが考えられる。

村木病院事業庁長の訴え「国で情報をいただけない」

地元住民の皆さん

 この方が、村木病院事業庁長です。

地元説明会へ1度も来られなかった村木病院事業庁長が、12月の龍谷大学シンポジウムに登壇。
参加した学生たちに向かって、熱く語りました。

「安心という面では、やはり情報提供だと思います。しかし、国で情報をいただけない
我々も単なる医療機関ですから、
収集能力が無くて苦しい場面があります。」

病院事業庁ビジョン

病院事業庁では、下記ビジョンを掲げています。

http://www.pref.shiga.jp/n/byouin/torikumi.html#kaikaku

★集中的に経営改善に取り組む
⇒お国のお金を充てるだけ?!

★県民から最も信頼される病院を目指す
⇒この半年で地に落ちました・・

読まれた方は、皆さんこう思うでしょう!「どこのビジョン??」
 

精神医療センターの病床利用率は80%(空床あります)
http://www.pref.shiga.jp/n/byouin/seishin22bsc_houka.pdf

わざわざ大規模な病棟作らなくても、総室から個室に改装すればいいのではないですか?

2月4日「意見交換会」住民側・経緯説明資料

2月4日「意見交換会」住民側の経緯説明の配布資料です。

ダウンロードして、他地域へ拡散お願いします。真実の情報をぜひ広げましょう。

意見交換会・住民側資料

「今後の進め方(公文書)」を読み解く

この資料は、12月29日「医療観察病棟整備に向けた今後の進め方」として、病院事業庁が嘉田知事へ提出した報告書です。

嘉田知事は、この資料と病院事業庁からの説明を受け、1月の記者会見を行っています。

「一部の住民の反対」や「反対する団体」など、説明会での住民の怒りや状況をよく知っていながら、事実と違うことを記載する

ことは、「公」に尽くす「公務員」としてやってはいけない行為、誰かの私見に基づいた虚偽報告です。

今後の進め方(公文書)

「同意をしてもらう必要はない」説明会

大方の理解を得る努力も何もなかった説明会だったことをお忘れですか。
冒頭で「同意をしてもらう必要はない」と言われて、理解をしようと思う住民はいません。

 

説明会映像をもう1度!

これが大方の理解を得られた説明会ですか?毎回同じように、紛糾してました。
一般住民説明会では、他学区も同じ状況と聞いてます。

もしかして嘉田知事はご存じない??

 

これが知事発言「誠意・誠意の説明会」全容!

嘉田知事殿

知事会見では、29回の説明会開催を強調されてましたが、参加者数や内容などお目を通していただいてますか?

これが説明会の実態です。一部の人しか出席していない学区自治会のみの説明で「大方の理解を得られている。」

と言われる。大方というのはどれぐらいの人数規模ですか?

事実でないことを事実であるかのように発信 することは詭弁です。

(行政資料)説明会資料
※行政資料は、他地域の方が入手した病院事業庁のH23年11月時点の資料。

(公文書)説明会資料
※公文書は、公文書公開請求した病院事業庁のH24年1月時点の資料。

計画通知書についての問い合わせ先

知事会見にある「建築基準法に基づく計画通知書」についての問い合わせは、下記まで

草津市役所 建築課 建築指導グループ ℡:077-561-2378

障害者権利条約の内容に抵触!

~障害者権利条約~
あらゆる障害のある人の尊厳と権利を保障するための人権条約

第12条「締約国は、障害のある人が、すべての場所において、法律の前に人として認められる権利を有することを再確認する。」

2006年12月 第61回国連総会にて採択

2007年9月  ニューヨークで日本政府署名

近く国会で批准予定。

滋賀県で現在行おうとしている「医療観察病棟建設」は、精神障害者の訴えも、気持ちも無視し、踏みにじり、人権無視の
強権なやり方で進めようとしています。明らかに国連の障害者権利条約に抵触しています。
二重の罪は、大震災後の被災した地域の復興より、目先の県益に目がくらんだかのような恥ずべき行為に及んだということ。

これは、国内で障害者権利条約を批准した後、また、大震災の検証を後世で行ったときに、滋賀県の人権無視、強権政治の
汚点として、全てこの計画に携わった責任者、計画者、推進者は永遠の記録として残されるでしょう。

この計画に携わっている方々、歴史に裁かれるご覚悟を・・・。

滋賀県の障害者の人権無視の実態をとりあえず外務省に報告しましょうか。

<外務省:障害者の権利に関する条約>
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/shomei_32.html

<障害者の権利に関する条約 pdf>
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/shomei_32.pdf

朝日新聞記事

「差し止め訴訟」声も  触法精神障害者入院施設の建設 住民ら150人、集会 

県が草津市で建設の準備を進めている触法精神障害者の入院施設について考える集会4日、建設予定地に近い大津市青山5丁目の青山市民センターであった。住民ら150人が参加し、今夏の開所をめざす県側の姿勢に強く反発。建設差し止めの訴訟を呼びかける声も上がった。

施設の建設を巡っては、住民側が中止を求める約3500人分の署名を県側に提出。だが、嘉田由紀子知事は先月31日の定例会見で「整備に大方の理解を得られた」として、3月から着工する方針を表明した。これに対し、出席した住民から「大方の理解など得られていない。県が強硬に進めるのなら建設差し止めの訴訟を起こすべきだ」と発言があり、訴訟に賛同する声もでた。

知事記者会見の矛盾と軽さ

1月初旬、27回説明会開催と記者会見して発言していたのが、いつのまにか2回増えてます。また、数名だけに説明した「会」を開きました?一般住民向け説明会は8回ほどです。後は自治連合会長や自治会、管理者などへの説明のみ。これが広く情報を伝える場の「説明会」ですか?

市の広報に様々な関係当事者の意見や制度の成り立ち(国会強行法案成立の過去の事実など)、現在抱えている矛盾を全て洗い出した掲載記事などの特集を組む。大津市であれば36学区全部の市民センターで県全体の精神医療、地域福祉の問題として説明会を主体的に開催する。退院後の通院施設は点在しています。一部の地域の問題だけではないはず。そうした努力を計画前にしましたか?

県のHPは、自分たちの都合のよい答えられる質問への回答掲載のみです。説明会で答えられなかった質問は掲載されていません

では、HPで答えを下さい。

「なぜ、そんなに急いで建設しようしているのですか?建設を急ぐ理由を論理的に説明して下さい。」

また、「精神障害者の社会復帰のため」と題したメッセージを出して、広く県民の皆さまに呼びかけと発言されてますが、HPに記載しただけで広く県民に呼びかけたことになるのでしょうか?パソコンを使えない高齢者は大勢います。見れない人は関係ないということでしょうか。そもそもHPにそのようなことが記載しているなど知っている人はほとんどいません。

その前に「精神障害者」の話を聞きましょう。精神障害者家族会は「やめてほしい。」と訴えてます。

すべての皆さんの人権を尊重し、多様な人々が地域で助け合い、共に生きていける共生していく社会を目指していくこととしておりまして、精神障害の実態、また、その患者の皆さんへのご理解を踏まえて・・・とありますが、共生をぶち壊しにしているのは、知事や行政側で、精神障害の実態や理解をしようとしないのも、知事や行政側です。まずは、己を見つめましょう!

反対の多い青山学区についての質問では

「回数、内容とも、私どもとしては、誠意を持って説明させていただいたと思っております。」

説明会は全て紛糾し、住民が知事へ説明会参加を担当者を通じて要望しながら(映像記録あります)、全く来ることもしない。4日の「意見交換会」へ代理も出さない。そうした姿勢でありながら、平然と発言される真意がわかりません。

知事定例記者会見
http://www.pref.shiga.jp/chiji/kaiken/files/20120131.html

1月31日 嘉田知事定例記者会見の全容

【知事】

2点目の現在県で進めております、医療観察病棟の整備につきまして、その現状と今後の方向性について報告をさせていただきます。

病院事業庁では、この整備計画をしっかりと説明ができるように施設の安全面、機能面を明確にしまして、昨年6月からこれまで約8ヵ月にわたり、近隣施設、地先の学区自治会、また隣接する学区自治会に延べ29回の説明会を実施してまいりました。

その際、施設の安全性、あるいは入院患者のことなど多くのご意見、ご質問をいただきましたので、可能な限り施設の構造や運営に反映させるとともに、「県立精神医療センターにおける医療観察病棟整備についての県の考え方」として取りまとめ、ご理解いただけるよう努めました。この県の考え方についての資料は今日、皆さまにお配りをしているものでございます。また、私からも「精神障害者の社会復帰のために」と題したメッセージを出して、広く県民の皆さまに呼び掛けをさせていただきました。

この医療観察病棟ですけれども、平成20年に当時の厚生労働大臣から県として建設できないかという呼び掛けをいただきました。また平成22年には、審議会の方から県として建設したらという具申もいただきました。そういう中で、実は、県民の、住民の皆さんの中にも医療観察病棟を必要とする患者の方がおられます。ただ、現在、県内で入院治療を受けられないので、他府県の病院にお世話になっておりまして、患者の皆さまにご不便をかけている状況もございます。また、この入院病棟、整備できるのは事実上、県立病院しかありません。法対象者の社会復帰に向けた入院治療を県内で行うためには、できるだけ早く医療体制を整備する必要があることから、医療観察病棟の整備を進めていくことにいたしました。具体的には、今日、ここで建築基準法に基づく計画通知書を草津市に提出させていただきます。

これまでの経過の中で住民の皆さまの中にも不安をお持ちの方がおられること、十分承知をしております。先ほど申し上げました、29回の近隣施設、あるいは学区自治会に対する説明会を終えまして、医療観察病棟の整備を進めることに 大方のご理解は得られている と受け止めております。 繰り返しになりますが、医療観察制度はこれまでの措置入院制度に比べて、多職種のチームによる手厚い専門的な医療の提供と地域において継続的な医療を確保するための仕組みが盛り込まれております。そういう中で、本日ここに、建築基準法に基づく計画通知書を草津市に提出させていただきたいと報告を申し上げます。

さらに、これも繰り返しになりますけれども、整備を進めるにあたりましては、地域の皆さんのご意見、充分お伺いする窓口を精神医療センターに設置することとしております。ご心配、ご不安を解消できるよう引き続き誠意をもって対応していくこととしておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

さらに、県民の皆さまの健康福祉に対してセーフティネットを構築することは知事の責務であります。すべての皆さんの人権を尊重し、多様な人々が地域で助け合い、共に生きていける共生していく社会を目指していくこととしておりまして、精神障害の実態、また、その患者の皆さんへのご理解を踏まえていただきまして、正しく理解をしていただくということも併せてお願いをしたいと思います。県としても誠意を持って努めてまいりたいと思います。

少し長くなりましたけれども、医療観察病棟の建築基準法に基づく計画通知書を出させていただくということで、本日報告をさせていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[朝日新聞]

医療観察病棟の着工と開設の時期、目途があればということと、・・・・・どのようにいつ、国に対して予算要望をどんな形でしていくのかというのを教えていただければと思います。

【知事】

まず、医療観察病棟のこれからの建設計画ですが、元々の計画は平成25年の4月には開設したいと思っていたんですが、ここのところ少し遅れておりますので、25年4月プラス数ヶ月の遅れは出てきてしまうかと思っております。

そういう中でできるだけ早く関係機関との調整準備が必要ですので、その準備が進み次第、先行工事、既存の構築物の移設等の先行工事の着工に入りたいと考えております。この先行工事の着工だけでも最低1ヶ月は準備が必要だろうということで、この後積み上げていき、25年の夏から秋くらいを考えたいと思います。

[中日新聞]

医療観察法に基づく入院病棟の関係をお伺いしたいんですけれども、説明会を29回やられている中で、私が色々取材してみると、青山学区なんかは特に非常に反発が根強いというかですね、意見がかみ合っていないという状況も見受けられたかと思うんですが、29回の説明会で十分地元に対しての説明責任は果たされたというお考え、ご認識なのかどうかということをお伺いしたいと思います。

【知事】

回数、内容とも、私どもとしては、誠意を持って説明させていただいたと思っております。一方で先程申し上げました他府県で入院されている対象者の方、今7人と伺っておりますけれども、まだ、これからもそういうニーズはあるわけですからこれは県の精神医療福祉の水準を高めるための知事としての責任、これも果たさなければいけないと思っております。

青山の皆さんには今後も引き続き誠意を持って、説明をし続け、また、不安に思っていらっしゃるところは相談窓口などを準備させていただきたい。先程申し上げたところでございます。

知事定例記者会見
http://www.pref.shiga.jp/chiji/kaiken/files/20120131.html

毎日新聞記事

触法精神障害者:入院施設計画 医療観察病棟巡り討論

 ◇「県は住民の意見聞いて」

触法精神障害者の「医療観察病棟」についての討論・意見交換会が4日、大津市青山5の市民センターであった。青山学区社会福祉協議会が主催し、精神科医や精神障害者の家族らが講演。約150人が参加し「県は住民の意見をもっと聞くべきだ」と話し合った。

同施設は心神喪失者等医療観察法に基づき、殺人や放火など重大事件を起こしながら刑事責任を問えない精神障害者の入院施設。先月31日、嘉田由紀子知事が、草津市の県立精神医療センター内に13年度開設を目指して着工する方針を示した。隣接する大津市青山学区住民らが「逃走や再犯はないのか」などと建設に反対し、署名活動を展開中だ。

この日、精神科医の栗本藤基・滋賀里病院長が「県側の説明は分かりにくい」と、精神障害の医療現場を報告。同法は施行後の検証などが定められているが、精神障害者の家族らでつくる「鳰(にお)の会」の高岡清隆事務局長は「国による報告や検証が不十分で実態や効果は不明。医療と司法は切り離して」と意見した。参加者らは「約4000筆集まった反対署名の重さを、県は受け止めているのか」「住民ももっと関心を。訴訟も検討しては」などと語っていた。【前本麻有】