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【大リーグ】

岩隈 2度目のフリー打撃登板 先発3番手で開幕準備

2012年2月24日 紙面から

フリー打撃に登板するマリナーズ・岩隈=ピオリアで(共同)

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 マリナーズの岩隈久志投手(30)が22日、球団首脳陣の構想通り先発3番手で開幕準備を進めることになった。実戦初登板は28日の紅白戦3試合目。1戦目はエース・ヘルナンデス、2戦目はバルガスが先発に起用される。岩隈は先発で2イニングを投げる予定で、ウィリス投手コーチは3試合目の理由を「可能性として先発ローテ3番手を務めるからね。ローテを慣れさせるために順番通りに投げさせたい」。キャンプ期間中に信頼関係をつかみ取った。

 岩隈はこの日、フリー打撃で2度目の登板。ベテランのギーエンら4人を相手にフォークなどを織り交ぜながら約10分間、計29球を投げた。ギーエンや期待株のペグエロに外野へ鋭い安打性の当たりを打たれたが、動じることなく淡々とマウンドを務めた。

 「ストライク先行で投げられたので前回より良かった」と笑顔を見せたものの、「満足できるコントロールまで行っていない。BP(フリー打撃)の感触でいまひとつ集中できない部分もある。フォークもワンバウンドさせるくらいの球を投げたかった」と話し、制球に関しては納得するレベルまでには至っていないようだ。

 ただ、登板前には入念にキャッチボールを行い、ブルペンで約35球を投げ込むなど肩の状態も上々。ウェルズ投手コーチは「前回よりもエネルギーも強さもあった。最初の5、6分は制球も速球の沈みもよかった。2日前の(フリー打撃)登板よりはよかった」と着実に前進していることを評価した。岩隈は紅白戦に備えて25日に再度ブルペンに入る予定。順調にキャンプを過ごしている。 (秋野未知)

 

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